フリーランスの仕事の取り方って具体的にどうしているのだろう?
フリーランスにとって仕事の取り方は死活問題。
なぜなら、仕事がないことは、イコールお金が入ってこないことだから…

この記事は、現役でバリバリ仕事をこなしているフリーランスの方々にインタビューして仕事の取り方での失敗経験からコツや注意点をアドバイスしてもらいました。
フリーランスとして頑張るあなたを応援します!

登場人物

Zさん(30代、男性)
フリーランス歴:3年2か月
仕事のスキル:フリーライター
仕事の探し方:口コミや知人などの紹介、人脈を広げて営業する

 インタビュアー

仕事の取り方までは良かったが、支払いの段階で揉めてしまった…

 本日はZさんにお越しいただきました、ありがとうございます。
ご自身の体験を振り返って、仕事の取り方で注意したいことってなんだと思いますか?

最初はとにかく仕事がなく大変だと思います。そのため仕事が来た時に仕事を逃したくなくて聞きにくいところは曖昧になりがちだと思います。しかし、逆に報酬や仕事内容などはきちんと細かく詰めてから仕事を受けた方が良いと思います。

 なぜそう思うのですか?

まだ独立してすぐの頃、仕事を受ける際にきちんと細かく報酬や仕事内容についてきちんと話を詰めてから仕事をしなかったため、支払いの段階になって揉めてしまいました。とにかく仕事がほしくて大事なところを曖昧にしてしまいました。

 なるほど!仕事は取り方よりも、その後の取り決めが大事なのですね。支払いの段階になって揉めるとお互い後味が悪いですから事を始める前に曖昧なところはクリアして話し合っておくべきですね。

ありがとうございます。ではここから、経験者に聞いた「仕事の取り方での失敗談とアドバイス」を紹介します。

フリーランス、仕事の取り方で失敗した経験とアドバイス

◆自分のキャパの認識が甘かった

AC写真

出産前と同じくらいの仕事を引き受けてしまった

妊娠が発覚してフリーランスになり、妊娠期間中は順調に仕事をこなすことが出来ていました。出産後も同じように仕事ができると思い同量の仕事を受けましたが、思ったように作業が出来ず、納期に間に合わないということがあり、失敗したなと思いました。

信用と信頼を裏切らないこと

フリーランスは自分のペースで仕事が出来るところがメリットですが、逆に状況や環境によって作業時間が取れないなど、追い込まれることも時には有ると思います。普段から余裕を持った受注を心がけ、万が一納期に間に合わない場合にも対応できるよう、相談できる相手を作ることも大切です。フリーランスでやっていくのに大切なことは、とにかく信用と信頼を裏切らないよう、気をつけることだと思います。”
(20代、女性)

フリーランス歴:2年8ヶ月
仕事のスキル:システムエンジニア、事務
仕事を探す場所:クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト、口コミや知人などの紹介

◆興味関心のない分野の仕事を引き受けてしまった

イラストAC

ライティングの仕事を甘く見てしまった

まだ仕事を始めて間もないころ、自分のあまり得意ではない分野のライティング業務を見つけ、あまり文字数が多くないこともあり仕事を請け負いました。
しかし興味もなく得意ではない分野のため、知識も経験もないのも重なり、結局は仕事を完了することができず、途中でリタイアしてしまいました。

自信を持ってかける分野で勝負しよう

ライティングの仕事をはじめる方は、まず得意分野、あるいは興味のある案件に応募されることを強くお勧めします。
知識や経験のない分野でライティングを行うと、かなり苦痛ですし、しっかりとした文章を書けない可能性が高いです。
せっかく苦労して書いても、結局相手先より承認されないこともあるかもしれません。
ライティング業務を始めて初期の間は、あまり無理をせず、自分が自信を持って書ける分野で勝負するほうが良いと思います。”
(40代、女性)

フリーランス歴:6カ月
仕事のスキル:ライティング業
仕事を探す場所:クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト

◆仕事(クライアントのニーズ)と自分のスキルのアンマッチ

イラストAC

能力以上の仕事を引き受け恥ずかしい思いをした

新規案件の仕事を取得しようとした時、自分自身のスキルとアンマッチの案件だったのに顔見せという意味でも客先に行かなければならなかったが、面談の際、会話が全くかみあわずしんどい思いをした。そして恥ずかしかった。

フリーランスは信用第一

私はフリーランスになる以前は会社員でした。これまで正社員、契約社員、派遣社員、フリーランスとして様々な雇用形態で仕事してきましたが、実際仕事をするとなると、そんなものは全く関係ありません。仕事をするのには何の意味もないのです。但し、会社に所属しているということ、その人間に対しての信用度が高まります。フリーは所詮フリーなんです。
(40代、男性)

フリーランス歴:6年7か月
仕事のスキル:SE, プログラマ
仕事を探す場所:クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト、人脈を広げて営業する

◆クライアントのニーズが読めなかった

イラストAC

顔を見ないやり取りで相手のことが理解しにくかった

クラウドソーシングサイトで、糖尿病の献立作成の仕事を受注したのですが、納品しても修正の繰り返しでなかなか仕事を完了することができませんでした。相手がどのような献立を求めているのかがなかなか理解できなくて顔を見ないやりとりというのは困難なのかなと思いました。

クライアントのニーズは積極的に質問しよう

専門職として経験してきたことを活かす仕事をしたい場合は、相手がどのような仕事を求めているのかを素早く理解する必要があります。クラウドソーシングは顔を合わせない仕事なので相手がどれくらいの知識を持っているのかがわかりません。仕事について少しでもわからないことがあればこちらから積極的に質問していくことが大切です。”

(30代、女性)

フリーランス歴:1年3ヶ月
仕事のスキル:管理栄養士
仕事を探す場所:クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト

◆クライアントとの認識のズレ

イラストAC

お互い認識がかみ合わず契約解消

知り合いから「時給制:業務委託:在宅」のお仕事を紹介されました。珍しい形態で継続案件だったこともあり、お請けしお仕事に携わりました。「作業時間」に関するお互いの認識が違ったため何度か話し合いましたが、認識の一致に至らず苦労しました。3年ほど続けましたが、先方はアルバイトを雇っているつもりだったということが判明し、契約解消に至りました。

契約書の内容と実際の業務内容の相違に我慢しない

基本ですが、契約書の内容と実際の業務に相違がある場合は、我慢せずに質問することが大切だと思います。「この仕事を逃したら、次がないかも知れない」「クライアントを怒らせると、支払いがないかも知れない」と不安になる気持ちはとても良く分かります。しかし、「いつか相手が気づいてくれるはず」と思ってお仕事を続けていても、改善することはまずないと思います。”
(40代、女性)

フリーランス歴:5年6か月
仕事のスキル:Web制作
仕事を探す場所:口コミや知人などの紹介

◆金額交渉できなかった、スキルを安売りしてしまった

イラストAC

相手の要望を鵜呑みにしてしまった…

クラウドソーシングサイトを通じて仕事を探し始めていた頃、こんな失敗をしました。
「耳コピデータを作って欲しいが、能力があるか依頼の前に見極めたいので3分ほどのデータを耳コピしてみて欲しい」という内容の仕事に早速データを作って応募しましたらその後の返信も合否の連絡もありませんでした。
後から思うと、元からその3分ほどの耳コピデータが必要だったんだろうということがわかりました。

自分のスキルを安売りしてはいけません

音楽業界でも時間やセンスが必要とされるような仕事が、どんどん価格低下に陥っているように感じます。
手っ取り早く職歴を作り信用を得たい駆け出しの頃は特に安く引き受けたくなるものですが、自分も少し力がついてきたかなと感じたらそこを強み・アピールポイントとして、
ベースの相場を守ることです。
(30代、女性)

フリーランス歴:2年2ヶ月
仕事のスキル:カラオケデータ制作、アレンジャー
仕事を探す場所:クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト、口コミや知人などの紹介

相場を知らなかったため、格安の報酬で仕事を引き受けてしまって後悔

学生の頃、学校の紹介で漫画デッサン本の表紙と中のイラストカットを数点引き受けましたが、学生ということでかなり格安の報酬でやりました。金額の相場や、どう交渉したら良いか等まだわからない状態だったので、後々もっと掛け合うべきだったかなと思いました。

お互い気持ちよく仕事をするために金額交渉は大事

金額の交渉は「どこまで言っていいか」「こんなこと言って怒らせてしまわないか」など心配してなかなか難しいと思います。私の場合、先輩から「先方からいくらでできるか聞かれた時は、自分が欲しい金額を提示していいんだよ」とアドバイスをもらって、交渉時はドキドキしますが勇気を出して言うようにしています。実際先方も、経費もかかっていますし今後もお互い気持ちよく仕事したいと思ってくれていたら、ある程度こちらの意見を聞いてくれますよ。お互い頑張りましょう。
(30代、女性)

フリーランス歴:6年5ヶ月
仕事のスキル:イラストレーター
仕事を探す場所:務めていた会社の紹介、口コミや知人などの紹介、人脈を広げて営業する

まとめ

今回の記事では、フリーランスの仕事の取り方でモヤモヤしている人のために、フリーランスで活躍する先輩たちから仕事の取り方での失敗談を元にアドバイスをもらいました。

仕事がないからと言って焦らずに、ご自身のキャパとスキルを見極め、クライアントの要望にマッチした仕事が見つかると良いですね。

だけど、どんなに自信が無くとも安売りは辞めた方が良いみたいですね。

ちなみに、キャリアコンサルティングでは、転職、派遣社員、フリーランス、独立など、ステップアップをお考えの方に対する人生設計サポートを行っています。

キャリアコンサルティング

 

画像元:イラストAC

イラストAC


この記事を書いた人
ワーコ
働くことが大好きで、仕事中毒です。働き過ぎて体を壊して仕事を辞めたことをきっかけに、仕事についてあれこれ考えるようになりました。今はフリーランスをしながら、転職活動もしているという荒業でキャリアアップをはかっています。