営業って大変ですよね、月々のノルマやお客さんへの気遣い、社内外での競争、退社後の接待などなど…
会社は営業なしには経営ができませんから、最も重要な部署なのに「女性だから」という理由で使い捨て扱いされる場合もあります。
数字が未達ならお給料にまで響く、という理不尽な待遇まであり。
転職するなら「もう二度と営業なってやりたくない!!」って思っていませんか?
そんなあなたのために、転職して「営業を辞めてよかった」と思っている人たちの事例から営業経験を活かして転職するコツをご紹介します。

登場人物

営業からクリエイターへの転職に成功したQさん
インタビュアー

営業からクリエイターへ転職できた理由は??

営業から別の仕事に転職したQさんにお越しいただきました、ありがとうございます
ご自身の体験を振り返って、営業から別の仕事への転職を成功させるコツってなんだと思いますか?

コツは「本当にやりたいことは何なのか?」早い段階で自分と向きあって、行動したことが良かったと思います。

なぜそれがコツだと思うのですか?

営業をやっていたころは、自分もいいとは思わない商品に対しても売り込まなければいけないのがストレスでした。それをきっかけに制作側に回りたいと思ったのです。
制作側になってからは、いいと思うものを自分で作れるようになりやりがいも感じられるようになりました。

なるほど!単に、「営業はイヤだ」と決めつけるのではなく、「なぜ自分はイヤなのか?」を原因を探って、「自分は何がイヤではないのか?」しっかり考えたのが良かったのですね。

営業をやったことで今の仕事に生かせたことっていうのはありますか?

短い期間でも、営業をやっていたことで、「コミュニケーションが取れる人材」、「クライアントと話せる」クリエイターとして扱ってもらえ、仕事はしやすい環境でした。
また、営業時代にやっていた企画書や議事録などの書類作成は、営業以外の職種でも役立ちます。

ありがとうございます。

ではここから、営業から他の仕事に転職した方々の成功事例と、「営業から別の仕事に転職するコツ5つのコツ」を紹介します。

女性の営業職からどんな仕事に転職しているかの成功事例(ビフォーアフター)

ムダなお金を使わなくなった


画像元:AC写真

成功事例1、住宅、人材、ITの営業を経て現在は事務職

営業をやっていた時はスーツがとにかく大変なのと、交通費が立替のため先に出ていく事、カフェなどにも多く立ち寄る、靴の減りが早い、臭いのケアや化粧、その他思うよりもお金がかかっていました。
辞めてからは質素な生活ができているので給料は下がったけど楽になりました。(30代)

プライベートが有意義に使えるようになった


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成功事例2、不動産営業からアパレル関係の貿易

不動産の営業をしていた頃はとにかく仕事量が多く、毎日遅くまで残業が当たり前のようにあり、休みの日も平日に終われなかった仕事を家でしていました。心身ともに休まらなかったのですが、転職した後は残業がほとんどないので、プライベートを有意義に過ごせています。(20代)

成功事例3、人材派遣の営業から不動産の事務

営業をやっていたころには、勤務時間外や休みの日であろうといつも電話がかかってきて駆り出され、心が休まる時間はありませんでした。今は定時で帰れるばかりか、勤務時間外に仕事の連絡がきたことは一度もなく、毎日幸せです。(20代)

しっかりお休みが取れるようになった


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成功事例4、太陽光パネルの営業から飲食店

営業をしていた時は、仕事が休みの日でもお客さまに呼び出されたり、私が営業したお客さまではない所のクレーム対応をさせられたりして精神的にボロボロでした。
飲食店に転職してからは、しっかりと休みがとれたのでよかったです。(30代)

ノルマに追われることが無くなった


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成功事例5、生命保険会社の営業から総合商社の貿易事務

営業をやっていた頃は、毎月ノルマがあり、ノルマを達成できないと給料が減ってしまっていたのですが、
転職先の仕事は興味があった貿易の仕事ができ、いろんな国の人と仕事をすることができたので楽しかったです。
給料が減ることもなかったので、それが一番うれしかったです。(40代)

成功事例6、絵画の展示販売の営業から、医療機器メーカーの事務

もともと美術が好きな私には、絵画に触れる仕事は合っていましたが、売れないことで責められるのはきつかったです。
また、営業と言いつつも、絵画の展示や、搬入・搬出作業といった体力仕事もこなす必要があり、何でも屋という感じでした。
転職して入った会社で現在も仕事を続けていますが、営業側の気持ちや大変さもわかる分、営業さんからの依頼はなるべく断らないようにしています。
そのせいか、社内でも営業さんから頼られることが多く、やりがいを感じます。(30代)

成功事例7、教育サービスの英会話スクールの営業から自動車メーカーの事務

営業をやっていたときは、毎日一時間毎に全営業社員のランキングが更新され、それを社員誰もがチェックできるという環境でした。
毎日数字を気にしなければならず、強いプレッシャーを感じていましたが、事務職に転職してからは直接売り上げに関わることがなくなったので、数字を見てもプレッシャーを感じる事がなくなりました。(30代)

成功事例8、家庭教師派遣会社の営業から個別教室の教師

営業をしていた頃は毎日の月謝達成率の為に、不要だと考える家庭にも追加指導や夏合宿の催促の電話やメール、訪問をしなければならず毎日断られたり怒られたりの連続でため息ばかりの毎日でしたが、個別教室の教師は直接関わるのはほぼ生徒のみで成績アップのことだけに集中できて気持ちが楽でした。(30代)

成功事例9、生命保険会社からコンビニのバイト

生保レディーの頃は、所長に何度も辞めたいと言っていました。しかし、営業員一人減ると所長の格が下がるらしく所長に相談しても辞めさせてもらえず、毎月所長が取ってきた契約を私の名前で登録していたため、解雇にもならずじまい。最終的には、労基に電話をして、所長には、労基に相談しています。と伝えたらやめれました。
お客様のための保険というより、会社と自分の利益のため、という感じが宗教的にに見えてしまい、当時若かった私は嫌気がさしていたので、営業の仕事を辞めてからは、直接お客様のためというのが感じられる仕事に達成感を感じていました。(30代)

女性が営業から別の仕事に転職できた5つのコツ

コツ1、営業で培ったスキルをアピールする


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対人コミュニケーションスキル

「人と話す」技術が身についていた

営業の仕事では、飛び込み営業や知らない人とも話さなければなりません。
若い方から高齢の方まで、幅広い年齢層と話をする機会がありましたので、
転職先の面接の際、感じがいいと褒められました。
営業の仕事で、何度も失敗しながら、少しずつではありますが「人と話す」技術が身についていたのかもしれません。これはどんな仕事、日常の生活でも役に立つと思います。(40代)

「コミュニケーションスキルを活かして新しい職場に挑戦したい」とアピール

営業職からの転換理由として面接の際には、会社の利益を出すためにフロントオフィスだけでなくバックオフィスの仕事がとても重要だということに会社に入社して気づき、営業で手に入れたコミュニケーションスキルを活かして、新しい職種に挑戦したいと考えていると伝えました。
また、第二新卒であったため、年齢的に採用されやすかったとも感じています。(30代)

責任感と忍耐力

責任力と忍耐力は新しい仕事でも評価された

営業の仕事をしていた時の忍耐力が役に立って、どんなに問題のある生徒にも落ち着いた気持ちで向き合えました。個別教室長に信頼され安心して任せられる教師として保護者に紹介され、次第に担当生徒数も増え、質の高い教師が選ばれやすい最も重要な体験指導教師として抜擢されるようになり、成功すると高額な報酬をいただけるようになりました。(30代)

最低限のマナーが身についた

お客様のお宅へ訪問する時のマナーが役に立った

基本的に生命保険会社は、生保レディーからの誘いです。とりあえず、お金をもらいながら講習を数か月受けてみないかとの誘いでした。数か月ちゃんと勉強をしないと検定に受かりませんが、勉強をしてすぐに採用されました。役に立ったことと言えば、お客様のお宅に訪問する際の最低限のマナーが身についたことです。営業の仕方は、やはりたくさん収入が欲しいと強く思える方でないと身に付かないと思います。(30代)

コツ2、新しい仕事への意欲をアピールする


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営業から事務への転職は事務作用や単純作業が大丈夫だと伝える

営業は電話応対やメールでの顧客対応、TODO管理や資料作成、人の間に入って仕事をすること、スケジュール調整など様々な経験をしていたので、それが役に立っていると思います。
事務作業が好き、単純作業も大丈夫で人をサポートするのが好き、という内容がアピールできればいいかと思います。
営業からの事務転職は気が強くて合わない事や飽きてしまわないかは懸念されるようです。(30代)

「私にはまだ営業職以外の伸びしろがあると思っています」と面接で発言したことが良かった

絵画を売るというのは、バブル時代には人気の業界であったかもしれませんが、私が入社した時には業界自体が衰退しかけていました。
結局入社して3年弱で会社が事業を縮小することになり、正社員をいったん全員解雇し、契約社員で採用すると言われました。
正社員希望でしたのでそれを機に退職し、営業の仕事は合わないと感じていたので、事務職で再就職先を探しました。
営業を続ける気はなかったので、売り上げや営業スキルを売り込むことはせず、多くの顧客管理をしていたことや、季節ごとに顧客に沢山の手紙を書いてきた等の細かな気配りができることをアピールしました。
実際に採用された決め手としては、「私にはまだ営業職以外の伸びしろがあると思っています」という発言だったと上司から聞いています。(30代)

コツ3、営業以外のスキルや経験をアピール


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学生時代の留学経験や英語が得意なことを伝えた

前職とは全く違う業界に転職したので、前職でのキャリアよりも自身の性格や新しい仕事に対する意欲をアピールしたところ、やる気と人柄で採用してくれました。また、学生時代の海外への留学経験や英語が得意であったことで、語学面で新しい仕事で活かせられ、その点が他業界に転職する上で有利なポイントだったと思います。(20代)

コツ4、成果物を持参する


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お客さん向けの広報誌や売り上げ実績など、成果物をまとめて持っていった

毎日のように理不尽をつきつけられ、居酒屋以外すべての店が閉まる時間まで残業し、休みの日にも仕事をさせられていたけれども3年耐えました、と言ったら我慢強さと責任感を認められ、入社することができました。前の会社で営業をかけて作ったお客さん向けの広報誌や売り上げ実績など、成果物をまとめて持っていったのも効果があったみたいです。(20代)

コツ5、職種を選ばない


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飲食店は常に人手不足なので、やる気をみせれば、すぐに雇ってもらえる

営業の時に学んだ、話術と営業スマイルのおかげで、飲食店の面接の時の印象はよかったと思います。
ですが、転職できた一番の理由は、職種を選ばなかった事だと思います。
飲食店は常に人手不足なので、やる気をみせれば、すぐに雇ってもらえます。
あとは、大きな声でしっかりと挨拶をしたり、身だしなみに気をつけていれば大丈夫だと思います。(30代)

まとめ

今回の記事では、営業から別の仕事に転職したいと考えている人たちのために、実際に転職した成功事例と、成功の5つのコツをご紹介しました。

営業は、コミュニケーションスキルが身に付き、忍耐力や責任感も評価されます。その辺をバッチリアピールして、更に新しい仕事への意欲もしっかり伝えれば、たとえ未経験でも採用される確率は高いようです。

頑張ってくださいね!

ちなみに、キャリアコンサルティングでは、転職、派遣社員、フリーランス、独立など、ステップアップをお考えの方に対する人生設計サポートを行っています。

キャリアコンサルティング

画像元:イラストAC

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この記事を書いた人
ワーコ
働くことが大好きで、仕事中毒です。働き過ぎて体を壊して仕事を辞めたことをきっかけに、仕事についてあれこれ考えるようになりました。今はフリーランスをしながら、転職活動もしているという荒業でキャリアアップをはかっています。