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ワインを処分しようと思うきっかけは何でしょうか?

 

高価なワインをプレゼントにもらったけれども飲まないとき?

コレクションとして持っていたワインを売却したいとき?

遺産相続でワインセラーごと頂いちゃったけど、もてあましちゃうなんて時?

 

色々なシーンがありますが、この記事を読むということはワインの売却価格を知りたいからですよね?

 

今、手元にあるワインがどのくらいの価値があるのかがわからないと、買いたたかれてしまう恐れがあります。

逆に「高価なワイン」のはずなのに、なぜか評価価格が低いなんてことも。

今回は、そんなワインの取引価格について書いていきたいと思います。

価値を測るための4つの基準

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高価なワインといえばロマネコンティですね。

年間6,000本程度のワインしか製造されないため、希少性の高いワインです。
しかも、その品質は最高級。
逆に言うと、最高級の品質を保つために、製造本数が少ないのです。

そのロマネコンティの市場価格¥1,400,000~と言われています。
とはいっても、ロマネコンティすべてがこの価格になるのではありません。

では、何によって価値が決まるのでしょうか?

1・ヴィンテージ

ワインには「ヴィンテージ」というものがあります。
ヴィンテージとはそのワインが作られた年の事です。

その年の気候などにより、できるワインも変わってきます。
毎年同じ作り方をしても、味が違うのです。

そこで、大変良いワインが作られた年を当たり年と言います。
一般に言われる当たり年は1999、2003、2005、2009ですが、ワイン愛好家の中での基準はまた違うこともあるようです。

例えば、1995年のロマネコンティは大変評価が高く現在では入手困難なヴィンテージだ、と紹介しているロマネコンティ専門のサイトもあります。

このように、希少価値が高いワイン(めったに市場に出てこないワイン)は大変な高額になることがあります。

ヴィンテージワインの個体数は減り続けます。
増えることがないので、高くなるのです。

2・格付け

フランスには2種類の格付けあります。

1つ目はフランス国による格付け(AOC⇒AOP)※
2つ目は各地域による独自の格付け

そして、世界のワインの格付けは、このフランスでのワインの格付けを見本にしています。

※AOCとAOPについて

AOCは「Appellation d’Origine Contrôlée」の略。日本語で言うと「原産地統制呼称」

Appellation d’Origine(生産地)Contrôlée」という風に表示され、生産地の欄には

Bordeaux(ボルドー)」などの地方名、「Médoc(メドック)」などの地区名、「Margaux(マルゴー)」などの村名が入ります。

ブルゴーニュワインの場合は、さらに「Romanée Conti(ロマネ・コンティ)」などの畑名まで入ります。

2009年にEUの規定が変わったことにより、AOCが廃止され、AOP「Appellation d’origine protégée」が使われています。

日本語に訳すと「原産地呼称保護ワイン」です。

他にもIGP「Indication géographique protégée」(地理的表示保護ワイン)が従来のVin de Paysに相当し、品種、地域などが定められています。

「Vin de table」は特定の生産地域の表示がないテーブルワインとなります。

 

3・ワインの状態

どんなに希少なワインでも保存の状態が悪ければ価値が下がります。
特にワインに詳しい人でもなければなかなか開ける前のワインの状態を知ることはできませんが、素人でもわかるポイントがあります。

  • ラベルの破損・汚損はないか
  • キャップシールが破れたりしていないか
  • 液面低下の度合い
  • 澱(オリ)がないか
  • 低湿低温の部屋で保管されていたか(高温にさらされていなかったかどうか)

たとえば、買取に関する問い合わせをするとき、ネット上で査定をするときなど
画像と共に上記のことも伝えると正確な判断の助けになります。

4・輸入元の確認

裏ラベルの上部に日本で買ったものであれば輸入代理店のシールがあります。
ファインズ(以前はサントリー)とあれば正規品です。
それ以外は並行輸入品になります。

しかし、ロマネコンティに関しては2003年以降に発売された、正規品のロマネコンティのネット上での売買が禁止されています。
つまり、買取に出せるのは並行輸入品のみになるのです。

代表的なプレミアムワイン

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ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社(DRC)

  • ロマネコンティ
  • モンラッシェ
  • ラ・ターシュ
  • リシュブール
  • ロマネ・サン・ヴィヴァン
  • グラン・エシェゾー
  • コルトン
  • エシェゾー
  • ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ

 

メドック1級5大シャトー

  • シャトー・マルゴー
  • シャトー・ラフィット・ロートシルト
  • シャトー・ムートン・ロートシルト
  • シャトー・ラトゥール
  • シャトー・オーブリオン

 

その他の有名生産者

  • シャトー・ペトリュス
  • ドン ペリニヨン
  • オーパスワン

 

この17種類は間違いなく高額で売れるワインです。

この中で、オーパスワンだけがアメリカの会社です。

ではこれ以外にも高額で取引されるワインはあるのでしょうか?

 

ルロワ

ブルゴーニュワインでロマネコンティよりもおいしいと評されることもあるワインです。

中でも、ドメーヌ・ドーヴネは幻のワインと呼ばれ、見つけたらすぐに手に入れろ!と言われるくらい貴重なものです。

 

ベルナール デュガ ピィ

カルト的人気のあるワイン。

シャンベルタンは特に人気が高い。

 

ジョルジュ・ルーミエ

ブルゴーニュでも特に希少性の高いワインです。

1haあたり3900本と、大変少なく発売と同時に売り切れてしまいます。

 

エマニエル・ルジェとメオ・カミュゼ

アンリ・ジャイエの後継者といわれるこの2人のワインは世界中が注目しています。

 

ハーラン・エステート(カリフォルニア)

世界最高峰と言わしめるワインです。

 

アルマンドブリニャック ブランドブラン

世界最高峰といわれるシャンパンです。

 

プレミアムワインの価格帯

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ

ロマネコンティは¥1,400,000ですが、モンラッシュ以下はどのくらいの価格なのでしょうか?

モンラッシェ  ¥300,000~¥400,000※1

ラ・ターシュ  ¥58,000~¥530,000

リシュブール  ¥90,000~¥380,000※2

ロマネ・サン・ヴィヴァン  ¥60,000~¥200,000※3

グラン・エシェゾー  ¥70,000~¥136,000※4

コルトン  ¥80,000~¥92,000※5

エシェゾー  ¥70,000~ ¥94,000※6

ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ ~¥80,000※7

 

メドック1級5大シャトーについてはこちら

シャトー・マルゴー ¥30,000~¥290,000

シャトー・ラフィット・ロートシルト  ¥15,000~¥350,000

シャトー・ムートン・ロートシルト  ¥12,000~¥150,000※8

シャトー・ラトゥール  ¥20,000~¥300,000

シャトー・オーブリオン   ¥10,000~¥280,000

 

その他の有名生産者

シャトー・ペトリュス ¥70,000~¥310,000

ドン ペリニヨン   ¥10,000~¥250,000以下まで様々

オーパスワン   750mlなら¥40,000程度※9

※1  コントラフォン、ドーヴネなどのモンラッシェは半額以下になる。

※2 ジャングロ、ルモワスネなどのリシュブールは¥20,000~¥80,000位

※3 アルブレ、トマ・モラワール、ドメーヌ・ポワゾ、レカトル・ジュルノー、ジャンジャックなどのロマネ・サン・ヴィヴァンは¥13,000~¥60,000位

※4 ロベール・シリュグ、ルモワスネ、ルネ・アンジュ、モンジャール・ミニュレなどのグラン・エシェゾーは¥12,000~¥51,000位

※5 コルトンはDRCとルロワ以外は値がつかないので注意

ただし、ルロワコルトンシャルルマーニュは別格の    ~¥150,000

※6 アンリジャエイエのエシェゾー   ~¥250,000

DRC以外のエシェゾーは   ¥8,000~¥46,000

ルモワスネ、ロベールシリュグ以外は¥20,000以上の値がつかない

※7 グラン・クリュ(特級)ワインしか作っていないDRCの中で唯一プルミエ・クリュ(1級)のワインである。

とはいえ、中身は特級レベルであり、値段は当然高額である。

DRC以外は値がつかない。

※8 シャトー・ムートン・ロートシルトのエチケットは毎年有名な画家が描いている。

ピカソや、シャガール、ウォーホルなどもあるため、愛好家にはたまらない。

※9 オーパスワンはマグナムボトルや6本セットなどの大口がオークションの主流である。

「アンリ・ジャイエ」のワイン

ブルゴーニュワインの神様と呼ばれるのがアンリ・ジャイエです。

この人がいなければブルゴーニュワインはなかったといられるほど。

 

大量生産が良しとされてきたブルゴーニュ地方のワイン製造において、徹底的に品質管理に取り組んだのがアンリ・ジャイエでした。

 

土地の改良・収穫量の制限・ブドウの選定・低温浸漬法・自然発酵など。

すべての基礎を整えたのもアンリ・ジャイエなのでした。

 

1995年にワインづくりを引退された後もアンリ・ジャイエのワインは高値で取引されてきました。

今ではほとんど出回ることがありません。

それだけに、出品されると相当な高額で取引されます。

 

まさに幻のワインなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ワインの中でも、高額取引されるものばかりをピックアップしてみました。

実際に買取に出したり、オークションに出そうと思うワインは、この限りではないでしょう。

ここにないワインの価格を知りたいときは、こちらのサイトが参考になると思います⇒落札相場まるわかり

 

 

 

 


この記事を書いた人
書いた人:AKKO
ワインはパーティでほんの少し嗜む程度です。
ですが、本場フランスでいただいたワインの味は別格でした。
いつかシャトー巡りをしたいと思っています。