ワインが好きなOLのマキです。日焼けしてるのは地黒だからです。アパレル関係の会社に勤務しているから軽装で失礼します!
今回はそんな私が、高校時代からの友人でモテモテ女子のミキ(金融系の会社勤務OL)と一緒にワインについての雑学を紹介したいと思います。
ちなみに、ミキはモテモテで昔から多くの男性にワインをプレゼントされていますよ。
……う、羨ましくなんかないんだから!!
というわけで、今回はシャンパンがどんなブドウから造られているのか、紹介したいと思います!
◆シャンパンに使用して良いブドウ、知ってますか?
ミキ:ちょっと、私の紹介があまりに印象悪くない!? ハーレムな画像はあくまでイメージです。
マキ:いや、だって、去年の誕生日はあんたの部屋に溢れんばかりのシャンパンの山が……。
ミキ:あれは同僚の人がくれたのも混ざってるの。もう……本題に入ろうよ。
マキ:はいはい。さて、シャンパンに使用されてる品種は知ってる?
ミキ:シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエだよね。
マキ:そうそう。その3つが基本で、多くのシャンパンがそのブドウを使用してるよね。それに4種加えて、合計7種類の品種が使用OKなのよ。
ミキ:というか、私、基本の3品種しか使われてないと思ってた。
マキ:そうなんです。なぜなのか、その理由を紹介していくね。
◆ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワールって何のこと?
マキ:シャンパンを造っているシャンパーニュ地方では、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種が栽培面積の99.7%を占めてるの。残りの4品種の割合は実に0.3%以下。
ミキ:へ~そうなんだ。
マキ:そして、シャンパンによく書かれている「Blanc de Blancs 」(ブラン・ド・ブラン)や「Blanc de Noirs」(ブラン・ド・ノワール)って何のことか知ってる?
ミキ:あ、こないだ飲んだ「サロン」もブラン・ド・ブランって書いてあった! 白の白って意味だから、白ブドウだけで造ったワインのこと?
マキ:(ちくしょう、高いシャンパン飲みやがって……)その通り。でも、この場合はシャルドネ100%で造られたシャンパンのことを示すの。シャンパンには他にも使用して良い白ブドウはあるんだけどね。
ミキ:それだけ特別ってことなのね。
マキ:そうなの。そしてブラン・ド・ノワールはピノ・ノワールやムニエといった黒ブドウのみで造られたシャンパンのこと。ブラン・ド・ブランやブラン・ド・ノワールは味の誤魔化しが効かないけど、それゆえに質の高いブドウが使われるためにお値段も高いけど美味しくて人気なの。この2つがもてはやされるようになったこともあり、シャンパンには3品種「のみ」と思い込んじゃう人が増えたようね。
ミキ:なるほどね。
◆シャンパンに使用される7種類の品種とは?
マキ:じゃあまずは主要3品種について、ミキにおさらいしてもらおうかな。
ミキ:まかせて、シャルドネは大好きな品種よ。シャンパンでの栽培面積は3割弱。軽快なワインにも重厚で濃厚なワインにも変身できる白ワインの女王的存在のブドウね。日本でも多く栽培されてることは知られてるわね。そしてピノ・ノワールは、若いとイチゴやすみれの香りがするけど、年を取っていくと重厚で素晴らしいワインに変身する黒ブドウの品種ね。ロマネコンティもこの品種が100%使われているわ。ムニエはシャンパンで言うと雑味がするとか言われがち。でもスパイスを含ませたりと大きな役割を担ってるわ。
マキ:(く、詳しい……)そ、そうね。ばっちりじゃない。じゃあ残りの品種は私が紹介するわね。
・ピノ・ブラン:シャルドネに似ているけれど、もっと酸味や鋭さが和らいだ味わい。
・ピノ・グリ:日本女性が大好きな品種ね。イタリアやフランスの北のほうでも栽培されていて、上品な甘みとスタイリッシュな香りが特徴的。
・アルバンヌ:スパイシーなシナモンなどの香りを持ち熟成により力を発揮する品種。
・プティ・メリエ:苦味と香ばしさがポイントの品種よ。アーモンドやオレンジの香りが特徴的よ。
ミキ:アルバンヌ100%とかプティメリエ100%のシャンパンがあったら飲んでみたいわね……。
マキ:「ムタール セパージュ・アルバンヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ミレジメ」というシャンパンがアルバンヌを100%使用しているシャンパンだけど、現在は入手が難しいみたいね。
ミキ:じゃあ、主要3品種だけでつくられてないシャンパン、他にも教えてよ。
マキ:一番有名なのはオブリ・フィスの「ル・ノンブル・ドール・カンパナエ・ウェレテス・ウィテス・ブリュット」ね。これは使用可能な品種が全て使用されているの。あとはピノ・グリが100%使用された「デロ=デュリニー キュヴェ・フォンダトゥール ピノ・グリ ブリュット」なんかもオススメね。
ミキ:ふむふむ。オッケー、メモったから今度ちょっと飲んでみるね!
マキ:(買ってもらうのね……くっ……)ぜひ! 飲んだら感想教えてね!
◆珍しいシャンパンはどこでゲットできる?
(真面目な話が終わったので、ワインとおつまみを食べながら……)
マキ:それにしても、今日紹介したような珍しいワインってどこでゲットすればいいのかしらね。
ミキ:私は買ってもらうね、現地行く人多いし。
マキ:ちっ……日本で買うしかない人はどうすりゃいいのよ。
ミキ:麻布、銀座あたりのワイン屋さんだと仕入れてくれたりするよね。
マキ:なるほどね……じゃあネットだと?
ミキ:やっぱり直接検索してヒットする店でしょうね。でもない場合はオークションを地道に調べるのがいいかも。
マキ:え、でもメジャーなワインしか出てこなくない?
ミキ:マキちゃんよ、今やオークションはお宝の山ですぞ。レアなワインがポロっと出品されてることが多いのよ。オークション出品代行業者が丁寧に出品してるし安心感も強いしね。
マキ:へええ! そんなことよく知ってたね。
ミキ:前に付き合ってた彼氏が、ちょっと、ね……。
マキ:なるほど……。というわけで、今回はシャンパンの品種をご紹介しましたが、いかがでしたか? 主要3品種以外のブドウで造られたシャンパンも、ぜひ飲んでみてくださいね!
お洒落なお酒が大好きなアラサーOLです。夜な夜な飲み歩いていますが、さすがにお酒を飲むだけでは物足りなくなったのでワインの勉強をはじめました!! 将来的にはワインエキスパートを取りたいマキと、男性にワインをたくさんプレゼントされてきたミキが美味しいワインを探しつつワインの雑学やあれこれについて考えていく記事をお送りします!