出典:いらすとや出典:いらすとや

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こんにちは。酒好きワイン好きの山下勇気です。

 

酒好きの家に生まれて23年、今は酒屋に勤めながらワインの魅力に気づいてソムリエの資格目指して勉強中です。

 

中でも特にボルドーの赤ワインはすごいですね。

 

重くパンチのあるカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランなどがブレンドされたワインは最高に目が覚めます。

 

▼ボルドーワインの格

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そんな私が大好きなボルドーには、メドック地区に1級から5級までの格付けシャトーがあります。

 

ラトゥール、ラフィット、マルゴー、ムートン、オー・ブリオン

 

この5つのシャトーはよく耳にすると思いますが、これがボルドーワインの頂点とも言える格付け1級シャトーで5大シャトーと言われています(ちなみに、これにソーテルヌ地区のシャトー・ディケム、ポムロール地区のシャトー・ペトリュス、サン・テミリオン地区のシャトー・オーゾンヌ、シャトー・シュヴァル・ブランを加えて9大シャトーと呼ぶことも)。

 

1855年当時の販売価格が高い順から付けられた格ですが、ムートン、すなわちシャトー・ムートン・ロートシルトについては、その功績が認められ1973年に2級から1級へ昇格しています。

 

格が高いほどお値段が高いですが、美味しいのもまた事実(もちろん全てそうとは限りませんが)。

 

しかしながら、格付け1級のワインはものすごく高いんです……。

 

例えばシャトー・ラフィット・ロートシルトはヴィンテージにもよりますがお安くて8万円~

 

比較的5大シャトーの中で安価なシャトー・オー・ブリオンでも5万円台後半~

 

これ、1本750mlのお値段です。決して10本セットの値段なんかじゃないんです。

 

1本ずつ手塩にかけて造られており、これが適正価格とは言え、ちょっと手が出しづらいお値段ですよね……。

 

でもラフィットが飲みたい! マルゴーが飲んでみたい!! という人にオススメのワインがあるんです。

 

 

▼オススメなのはセカンドラベルのワイン

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セカンドラベルとはシャトー名の入ったファーストラベルの基準に相応しくないと判断されたワインに別のラベルをつけ、安価で売り出したものを指します。

 

つまり、シャトー◯◯と同じ畑から穫れたブドウを使用して造っているものの、基準に満たなかったために別のラベルを付け価格を下げて売ろう! というものです。

 

中には最初から近隣の別の畑で採ったブドウを使用する場合もありますが、基本的にはファーストラベルの息吹が感じられるワインなんです。

 

ボルドー・メドック地区にはこういったセカンドラベルが多く販売されているため、ファーストには手が届かないけれどセカンドなら! とワインファンの好奇心を満たしてくれるんですよ。

 

▼5大シャトーのセカンドラベル

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というわけで、手が届きそうな5大シャトーのセカンドラベルのワインを1つずつご紹介します!

 

○レ・フォール・ド・ラ・トゥール

シャトー・ラトゥールのセカンドラベル。

ラトゥールは「ランクロ」と呼ばれる区画のみでファーストラベルに使用するブドウを栽培しています。その中にある若い樹齢のブドウから穫れたものをセカンドラベルのワインの約30%にあてています。残りの約60%はランクロ区画外から穫れたもの。

値段は2011年のもので26,000円台~。

 

○カリュアド・ド・ラフィット

シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドラベル。

ファーストラベルと同じ畑で穫れたブドウが原料です。畑で穫れたブドウのうち約3割がファーストラベルに使用され、約4割がセカンドラベルに使用されるため選別されます。

値段は2011年のもので24,000円台~。

 

○パヴィヨン・ルージュデュシャトー・マルゴー

ボルドーの女王ことシャトー・マルゴーのセカンドラベル。

ファーストラベルは平均樹齢35年~40年のブドウから穫れた原料で造られますが、セカンドは樹齢15年前後のブドウから。そして、新樽率はファーストの100%に比べ、セカンドは50%。熟成期間も3、4ヶ月ほど短いです。2009年にはサードラベルも登場。

値段は2011年のもので20,000円台~。

 

○ル・プティ・ムートンドムートン・ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトのセカンドラベル。

ファーストラベルは毎年ラベルが変更されますが、セカンドは1927年のラベルを元につくられたファッショナブルなデザイン。

畑も人も醸造も全てファーストラベルと同じで、ブドウに関しては若樹のものが使用されています。

値段は2011年のもので16,000円台~。

 

○ル・クラレンスドオー・ブリオン

シャトー・オー・ブリオンのセカンドラベル。

ファーストラベルと同じ畑にある若樹から穫れたブドウが使用されており、ラトゥールのセカンドラベルと並ぶ高品質とされています。

値段は2011年のもので15,000円台~

 

▼まとめ

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主にファーストラベルと同じ畑から穫れたブドウが使用されているセカンドラベルのワインなら手が届きそうじゃないですか?

 

いずれファーストラベルを目指して頑張る! という目標にもなりますよね。

 

え? セカンドラベルでも高い?

 

そういう人にオススメなのは、オークションです!

 

オークションには酒屋やWebのお店よりも安価でセカンドラベルのワインが出品されていることがあります。

 

何故なのか?

 

実はオークション出品代行業者が手数料を抑えて出品代行してくれているからなんです。

 

特に、今回ご紹介したような高額のワインなどのお酒については、愛好家たちがごそっと購入し、何らかの理由で売りたくなったときにオークションに出品していたりもします。

 

5大シャトーのワインがどんな味なのか味わってみたいけれど手が届かないという人は、ぜひセカンドラベルのワインをオークションで探してみてくださいね

 

 

 

 

 


この記事を書いた人
酒屋店員:山下勇気

酒類販売に携わる両親の下に生まれ酒好きに育つ。大学時代はもっぱらビール専門。居酒屋でバイトをしながら酒を飲む日々。ある日同級生がワインエキスパートを取得したと同時期に母親がワインアドバイザーを取得。刺激を受けワインエキスパートの勉強を始めるも、あまりに覚えることが多くて難航。現在ワインも扱う酒屋のバイトをしながらソムリエ目指して勉強中。イタリアのDOCG、DOCを覚えるのに苦戦中。