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ロマネコンティと言えば「高い!」「一般人は飲めない!!」「雲の上の存在」と思われがちなワインですが、“ロマネコンティ”が何なのか存じですか?

 

ロマネコンティとは、実は畑の名前なんですよ。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(以下DRC)が所有するフランスはブルゴーニュにある特級畑です。

 

そこから穫れたブドウを使ったワインをロマネコンティと言い、DRCのみが販売しています。驚く方も多いかもしれませんが、750mlのボトルが1本130万円ほどします!

 

ブルゴーニュにはたくさん畑がありますが、特級畑は1握りのみで33しかありません。1級畑が560以上あり、これもまた超高級なワインを生み出すために特級畑がどれほどすごいかわかりますよね。

 

DRC社の所有する畑のブドウは平均樹齢が約45年だと言われており、1本のワインをつくるために3本以上のブドウの樹が必要です。

 

その他にも畑がものすごく丁寧に造られていることなどを理由に、お値段は目をむくほど高くなってはいます。

◆DRCが手がけるワインたち

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そんなDRC社はロマネコンティの他にも高級なワインを販売しているんです。

 

○ラ・ターシュ(La-Tache)

ロマネコンティとラ・ターシュについてはDRCのみが所有する畑となっています(モノポール)。つまり販売しているのはDRCのみ。
ロマネコンティの南に位置している上下に広い畑です。複雑で濃厚な味わいに加え、強烈なアロマは飲んだ人の記憶にしっかりと残ります。ロマネコンティと並んで世界中のファンが多いワインです。
1本30万円から。

 

○リシュブール(Richebourg)

重厚でインパクトが強いラターシュとは打って変わって、華やかで女性的とも形容されるリシュブール。果実味が豊富で少女と大人の女性顔の双方を持つようなワインです。とは言っても少女と形容するにはあまりにゴージャス……それゆえに、少女の皮を被った淑女が手をこまねているという表現が適切かもしれません。
1本20万円から。

 

○ロマネ・サン・ヴィヴァン(Rmane Sant Viviant)

デリケートで繊細だと表現されるロマネ・サン・ヴィヴァン。ロマネコンティの東に位置しており、DRCの他のワインに比べて飲みやすく女性が好む軽快さがあります。しかしながら、気品溢れる風味や口に入れた瞬間広がる驚きは、さすがと言えましょう。触れてしまったら壊れてしまいそうなデリケートさは、DRCファンなら絶対に一度は飲みたいと思うはず。
1本15万円から。

 

○グラン・エシェゾー(GRANDS ECHEZEAUX)

ロマネコンティがあるヴォーヌ・ロマネ村ではなく、その北側に位置するフラジェ・エシェゾー村にある特級畑がグラン・エシェゾーとエシェゾーです。
畑の一部が賃貸となっていますが、その素晴らしさはDRCのお墨付き。深い森林を想起させるアロマには黒系の果実の風味が豊富に含まれています。静謐の中にある素晴らしさを感じたいというファンが多いのが特徴。
1本15万円から。

 

○エシェゾー(ECHEZEAUX)

畑は全て賃貸ながらも、DRCの命が吹き込まれたエシェゾー。グラン・エシェゾーの弟だと紹介されることも。DRCの中でもっとも早熟で若いヴィンテージのものでも楽しめます。
1本13万円から。

 

○モンラッシェ(MONTRACHET)

DRCが手がける最高の白ワインがモンラッシェです。DRCのワインはほとんどが赤ですが、白にだって素晴らしい味わいがあるのですよ。モンラッシェはヴォーヌ・ロマネがあるコート・ド・ニュイよりも南に位置するコート・ド・ボーヌ地区に存在します。中でもDRCが所有するのはモンラッシェの中でもシャサーニュ・モンラッシェ村側の2区画となります。
白ワインの常識を覆すような濃厚さと優雅な風味は、一度飲んだら細胞が覚えてしまうほどだそうですよ。
1本45万円から。

 

○コルトン(CORTON)

2009年に初リリースされたDRCコルトンは長い間待ち望まれていました。畑はエシェゾーと同じく賃貸ですが、コルトン・ブレッサンド、コルトン・ルナルド、クロ・デュ・ロワの畑にある古い樹齢のブドウのブレンドでつくられています。
言うなればとてもチャーミング。しかしながら静かで壮大な広がりも感じさせるワインです。
1本12万円から。

 

<番外編>

○オート・コート・ド・ニュイ
DRCのもう1本の白とも言われる「ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ブラン ラヴィーニャ」。ラベルもお馴染みであるDRCのものではないですが、実はこのワイン、DRCが所有している畑から穫れたブドウで造られており、ラベルには「DRC」の文字が明記されています。
DRC発祥の地であるサン・ヴィヴァン修道院を修復するために造られたワインで、フランスで有名なワインショップで売られているんですよ。
日本ではプレミアがついて値段が1本3万円ほどになっています。

 

◆まとめ

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お酒の代表格であるロマネコンティを製造するDRCは、こんなにも魅力的なワインをたくさん手がけているんです。

 

しかしながら、正規販売価格ではちょっと手が出ない……と思いませんか?

 

そういう場合は、ちょっとズルいと思われるかもしれませんがオークションで出品されたもので探してみると、もう少しお安い値段で手に入れられるかもしれせんよ。

 

特にお酒も代行出品してくれる業者は、いろんな理由からワインを手放したいと思っている人が利用しているようで高級ワインが出品されることもしばしば

 

オークションでは欲しい人がどんどん値段を釣り上げていきますが、一方で正規価格を上回ることは稀

 

どうしてもDRCのワインが飲みたいという人は、一度オークションを覗いて探してみてもいいかもしれませんね。

 


この記事を書いた人
佐藤まさこ:アラフォーのワイン好き、犬好き、趣味は旅行

某お酒関連の会社に勤めていた時代にワインを浴びるほど飲みましたが結婚を期に退社。主婦になってワインと距離を置いていましたが、ワインブームに乗って再び少しずつワインバーに通ったりしています。高いワインも買って自宅で保管したいと思うようになったため、クラウドファンディングでライターデビュー。現在は美容、恋愛、映画、音楽、料理、そしてワインについての記事を書いたりしています。ワインだけでなくお酒は全て好きで、ブランデーやウィスキーにも手を出し始めています。