婚約破棄したいと思うとき…男女別のその理由

出典:ぱくたそ

「この人となら温かい家庭が築けそう」「この人と結婚したい」と、心から思って婚約に踏み切った…はずなのに…日を追うごとに、じわじわと湧き上がってくる「本当にこの人と結婚してもいいのかしら?」という疑問。

 

この記事を読んでくださっているあなたも、「こんな気持ちのまま結婚なんてできない…」という気持ちと、「婚約指輪ももらったし、両家へのあいさつも済ませているのに、今更結婚を考え直したいなんて言えない…」という気持ちの間で、揺れているのではないでしょうか。

 

実は婚約破棄というのはあまり表沙汰にはなりませんが、決して珍しいことではありません
ある調査では、身近な人が婚約破棄になった、という人は3割もいる、という結果があるのです。また、婚約中の当事者への調査では、挙式間近で気持ちが不安定になり、婚約破棄を考えたことがある…という人に至っては、なんと8割もいるそうなのです。
ですから、あなたのその不安や疑問は、決して変でもなければ、異常なことでもないのです。

 

ですが、不安があるから、気持ちが決まらないからといって、いつまでも婚約状態のまま結婚を先延ばしにするというのは、あなたのためにもお相手のためにも良いことはありません。
今回は、婚約破棄したいと頭をよぎった時に、考えることや知っておくべきことを、詳しくお伝えします!

 

女性側が婚約破棄したいと思う時5選

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1:浮気が発覚した、風俗に行かれた

女性側が婚約破棄を考える理由で圧倒的に多いのは「婚約者の男性が浮気をした」という理由です。
まだ結婚していないのだから浮気は許されると甘く考える男性は多いようですが、浮気は立派な婚約破棄の理由になります。婚約は契約の一種ですから、最悪の場合、婚約解消された上に慰謝料まで請求される可能性もあります。

2:相手の両親との同居を強要させられた

恋人期間中には「結婚したら2人で新生活を始めよう」という話になっていたのに、婚約を済ませた途端、家を継ぐために実家に戻らないといけないという話が出たり、相手方の両親との同居を強要されることは珍しくないようです。女性からしたら「話が違う!」と憤りを覚えますよね。

3:借金、暴力などが発覚した

交際中はそんな素振りは微塵も見えなかったのに、婚約後に婚約者に多額の借金があることがわかったり、暴力癖に気付いたりすることもあります。
「婚約相手から虐待や重大な侮辱を受けた場合」「婚約相手に悪質な前科や借金、元恋人との関係が清算されていないこと等が婚約後に判明した場合」には、婚約破棄の正当な理由として、法的にも認められています

4:価値観の違い

婚約をすると、結婚に向けて具体的な準備が始まり、結婚式や披露宴、新婚旅行に新居探し…二人で相談しながら決めていかなければならない事が急に増えます。
その過程で相手と意見が食い違い、お付き合いしているだけではわからなかった価値観の違いが浮き彫りになり、「こんなに価値観が違っては、結婚しても上手くいかなさそう…」と、婚約解消を選択するというケースも多いようです。

5:マリッジブルー

マリッジブルーとは、結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚える、精神的な症状の総称です。原因がはっきりしない場合も多く、結婚後に環境が変わることや、これで一生が決まってしまうということに、漠然とした不安を抱くようです。
マリッジブルーに陥っている女性をしっかり受け止め支えてくれる婚約者ならよいのですが、そうでない場合は、最悪婚約破棄という結果になることもあります。

 

男性側が婚約破棄したいと思う時5選

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1:一緒に暮らしてみたら嫌になった

料理が出来ない、整理整頓ができない、掃除洗濯が苦手…など、彼女としては可愛く楽しく魅力的であっても、妻や母親としてはどうだろうと考えてしまう、ということがあるようです。苦手なのは仕方ないとしても、上手くできるようになる努力をする様子すらない…という場合は、婚約破棄したくなる男性も多いようです。

2:自由がなくなるのが嫌になった

「結婚は人生の墓場」なんていう言葉もあるように、男性の中には「結婚=デメリットが多い」と思う人が少なくありません。稼いできた給料を好きに使えずおこづかい制になったり、夜遅くまで飲み歩くことができなくなったり、休日も家族優先で自分の自由にはならなくなったり…そんな、気ままな独身生活の自由を失うことへの不安から、結婚を取りやめたいと思うこともあるようです。

3:相手の本性に幻滅した

婚約後に相手の態度が変わることは、男性だけでなく女性にもあり得ることです。ドラマのような話ですが、実は財産目当だった、誰の子か分からない子を妊娠してしまい、急いで結婚したかった…など、お付き合いしているだけの時には見えなかった、相手の思いがけない本性を知って、婚約解消となるケースもあります。
そこまでいかなくても、結婚式や住む家などを相談している段階で、女性のわがままな一面が見えたときに、結婚を躊躇する人もいるようです。

4:自分の親と仲が悪い

 自分の親が彼女を気に入らなかったり、彼女のコミュニケーション能力が低くて自分の親と仲良くできなかったりする場合も、「結婚したら家族になるのに大丈夫なのだろうか?」と不安に感じ、婚約解消が頭によぎる理由になります。長い結婚生活の間じゅう、自分の親とお嫁さんの板挟みになるのか…と結婚前からうんざりしてしまいます。

5:マリッジブルー

女性側の婚約破棄の理由にもあったマリッジブルーですが、最近では男性側にもその傾向が表れることがあるようです。これと言って理由はないけれど漠然と結婚が不安になってしまったり、結婚後の生活についてまじめに考えすぎて「自分が一家の大黒柱になんてなれるのだろうか?」「家族を養っていけるのか?」と心配になり、自信喪失して婚約解消にまで発展するケースもあります。
いずれにせよ、不安が募っている状態を看過せずに、2人できちんと話しあう時間を持つことが大切です。

婚約破棄を考えた時に抑えておくべきポイント〇つ!

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婚約解消というのは、普通のカップルがお別れするのとは違います。法律的には婚約は契約の一種ですので、身勝手な理由で「やっぱりやめた」というわけにはいかないものなのです。契約破棄と同じ扱いになりますから、場合によっては、訴えられたり、慰謝料を請求されたりすることもあります。

 

また、結納金やエンゲージリングなどを贈りあっている場合は、婚約解消に伴ってそれらをどう処分するか、も重要になってきます。婚約解消したいと思った時に慎重に考えたり確認するべきポイントをお伝えします。

 

そもそも婚約は成立しているか

婚約破棄を考えた時に真っ先に確認したいのは、「そもそもこの結婚の約束は、正式に婚約として成立しているものなのか?」というところです。

 

婚約指輪を贈った、結納をきちんとした、すでに結婚式の準備が始まっている、という段階であれば、婚約が成立していることは疑いようもありませんが、特に具体的なことはまだしておらず、口約束をしただけ、という場合も多いでしょう。

 

結論から言うと、婚約は口約束でも成立するとされています。

 

ただし、結婚しようと言ってはいたものの、結婚式や結婚後の生活についての具体的な話はまだ全然してなかった、結婚の約束をしていることを友達や親などの周囲には話しておらず、婚約者同士として周知はされていなかった、というような場合は、裁判になっても、正式な婚約は成立していなかったとされるケースが多いようです。

 

慰謝料が発生するケースか

婚約解消したからといって、慰謝料を払わなければいけないとは限りません。婚約破棄によって慰謝料を払わなければいけないケースとは、正当な理由なく一方的に婚約を破棄した場合です。例を挙げると、

  • 不貞行為があった場合
  • 婚約相手から虐待や重大な侮辱を受けた場合
  • 合理的な理由がなく、婚姻届の提出、挙式や新婚旅行の内容や日程を大幅に延期・変更された場合
  • 社会常識を逸脱するような言動があった場合
  • 婚約後、精神病や身体障害者になった場合
  • 失業・倒産などで、収入が大幅に減少した場合
  • 婚約相手が異常なほど性格が冷たい、金銭に極度に細かすぎる場合
  • 婚約相手に悪質な前科や借金、元恋人との関係が清算されていないこと等が婚約後に判明した場合

などが「正当な理由」として認められています。つまり、円満な結婚生活が脅かされるのではないかと考えられるような理由がある時は、婚約解消が正当であると認められるのです。

 

また、婚約解消による慰謝料は、婚約破棄を申し出た側ではなく、婚約破棄の原因を作った側が支払わなければならない、とされています。ですので、相手側に上記のような「婚約破棄されても仕方がないとされる理由」がある場合は、むしろ、婚約破棄を申し出たあなたの側に、慰謝料を請求できる権利があるかもしれません。

 

結納金や婚約指輪はどうなるのか

すでに結納金やエンゲージリングなどを贈りあっている場合は、それをどうするかも気になるところです。

 

結論から言うと、基本的にはもらったものは全て返却し、婚約前の状態にリセットする、というのが、後々のトラブルが少ない方法です。指輪や返礼のスーツなど、返されても困るものは、同等の金額の現金を返すこともできます。
また、上記のように、贈った側に婚約破棄の原因となる理由があるようなケースでは、贈られた側は慰謝料代わりとして、結納金や婚約指輪の返還を拒否することもあります。

 

婚約解消となったときの、婚約指輪の処分方法


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婚約指輪そのものを返す場合

一番わかりやすく、後々のトラブルが少ないのは、もらったものをそのまま返す、という方法です。
不要になった婚約指輪は、その後買取業者に売却され、現金化されることが多いのですが、その買取の査定の際には、箱の有無や、ダイヤ付きの指輪の場合には鑑定書の有無によって買取金額に差が出てくることがあるので、指輪を返す際には、そういった付属品もできる限り一緒に返すようにするとよいでしょう。
万が一、箱や鑑定書を紛失してしまった場合は、そういった付属品がなくても買取金額の査定にひびかない業者に買取を依頼するようにしましょう。

 

婚約指輪代を請求された場合

一度贈った婚約指輪を返してもらっても困るだけなので、指輪を返す代わりに、指輪代を現金で返してほしいと要求される場合もあります。
その場合も、あなたは無理に現金を用意する必要はなく、指輪そのものを返せばそれでOKとされています。それを現金化するかどうかは、返してもらってから相手側が考えるべき事柄です。

 

婚約指輪は記念に持っていて、と言われた場合

中には、「婚約解消という残念な結果になってしまったけれど、結婚しようと言ったその時の気持ちは本当だったのだから、婚約指輪は返さなくていい、持っていて」と言われる場合もあります。

 

その場合、特に断る理由がないのであれば素直に受け取って良いのですが、思いがこもった指輪なだけに、後々処分に困る場合があります。婚約解消から時間が経過して、別の人と結婚することになった時に、別れた元カレから贈られた婚約指輪を後生大事に持っているというのは、気分のいいものではないですよね。

 

記念に持っていて欲しい、と言われたとしても、あなたの新しい人生に影を落としかねない約束を、無理に守る必要はありません。自宅にいながら思い出の品の処分を代行してくれるネットショップもあるので、上手に利用しましょう。

 

まとめ:婚約破棄の辛さは一時だけれど、意に沿わない結婚生活の苦しみは一生かもしれない

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最初から婚約破棄するつもりで、婚約する人はいません。間違いなく、お相手と幸せな家庭を築くつもりで婚約を結んだあなたが、婚約破棄したいと思うのには、そう思うだけの理由がきっとあるはずです。
それが法的に正当な理由であれ、そうでない理由であれ、そのモヤモヤや「このまま結婚していいのかな?」という不安を見て見ぬふりをして結婚したとしても、その結婚は果たして上手くいくでしょうか?

 

婚約解消という重大な話を、お相手に切り出すのは非常に緊張しますし、なかなか一歩を踏み出せない気持ちもわかりますが、不安や不満をあいまいにしたままで結婚をしてしまえば、その後話し合いをするにしてもお別れをするにしても、今以上のストレスや労力がかかります。

 

婚約破棄の辛さや大変さは一時だけれど、しっくりこないまま我慢して結婚生活を送る辛さは、一生になるかもしれないのです。その重大さをしっかりと受け止め、どうぞあなたの幸せな人生のために、勇気を出してお相手と向き合ってくださいね。


この記事を書いた人
ライター:月乙女

既婚者・二児の母。
結婚後に夫が浮気性であることが発覚し、知らずに結婚してしまったことを猛烈に後悔しました…
婚約破棄はする方もされる方も辛いと思いますが、結婚してから易々と別れられないのも本当に辛いですから、どうぞ勇気を持って、逃げずに向き合って欲しいと思います。
微力ながら、この記事がお役に立てばうれしいです!