派遣社員が転職に失敗してしまう理由5つ


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転職活動は誰もが思い通りにいくものではありませんが、派遣社員からの転職はさらに厳しいものとなるでしょう。理想の会社や仕事を追い求めるあまり、つい転職本来の目的を見失ってしまうことはないでしょうか。

ここでは、私の経験から、派遣社員が「転職活動に失敗してしまう理由」を5つにまとめてみました。これらの例から、派遣社員が「転職活動を効率的に行う方法」について考えていきたいと思います。失敗事例が「当てはまる…」と感じた方は、今一度考え方や行動などを見直してみてはいかがでしょうか。

 

1. とにかく大企業で仕事をしたい

問題点

大きな会社で働いた方が、待遇や給料、居心地が良く、ブランド名から安定を実感できるかもしれません。私もかつてはそう考えていました。しかし、大企業に正社員として中途採用されるのはかなりの狭き門。また、たとえ現在派遣社員として大企業で働いていても、直接雇用される可能性は、いくら優秀でも残念ながらゼロに等しいと思っておいた方がいいでしょう。

解決策

こだわりを捨てて、視野や考え方を広げてみましょう。中小企業は確かに待遇やネームバリューという点では大企業に劣るかもしれません。しかし、上層部に直接意見が言えたり自分の能力が思う存分発揮できたりするのが、中小企業の魅力ではないでしょうか。私はそう思います。そういった環境に「やりがいを感じられそう!」と思ったら、ネームバリューだけで会社を決めず、視野を広げて志望企業を考えてみるのも1つの方法です。

 

2. とにかく正社員になれればどこでも良い

問題点

「年下からも下に見られて嫌だ!」「プライドを傷つけられたくない!」そんなことを思った経験はありませんか?私も派遣社員として働くうちに年下の社員だんだんが多くなり、そういう経験をたくさんしてきました。自尊心が傷つけられると、仕事にも意欲を感じられなくなりますよね。

私のような人は転職活動で焦ってしまい、「とりあえずどこでもいいから正社員で」という考えを持ってしまいがちです。しかし、正社員になれるからといって、焦って好きでもない仕事に就いてしまっては、仕事も長く続けられるものではありません。

解決策

応募する企業のリサーチはしっかり行うようにしましょう。転職してしまったらもう後戻りはできません!また、正社員になることが必ずしもその人にとっての「いい働き方」「安定」とイコールであるとは限りません。かたよった価値観で物事を決めつけないことが大切です。

たとえ正社員になれたとしても、焦って希望しない仕事や条件の悪い仕事に就いてしまうのは本末転倒。転職で大切なことの1つは、「何がやりたいか」です。「やりたいこと」を大切にしながらじっくりと仕事を探してみるのが、将来的に仕事も長続きして自分のためになると思います。

 

3. ただ今の仕事を辞めたい、転職すれば何となくいいことがあると思っている

問題点

人間関係や仕事内容に不満があると、つい今の職場を辞めたくなってしまうもの。派遣社員だと我慢する前に、契約終了のタイミングですぐ辞められるので、なおさらそう思ってしまいがちです。「あの人さえいなければ」「この仕事さえなければ」なんて感情的になって考えると、その環境から抜け出したくなってしまうことが私にも良くありました。あなたも不満ばかりで「転職したい病」になってはいませんか?

解決策

私はいくつかの職場を経験してきましたが、「理想的な職場・仕事」というものは存在しないと思っています。どこの職場に行っても、常に何かに妥協しながら働かなければならないものです転職がしたいのか、ただ単に仕事を辞めたいだけなのか冷静になって考えてみましょう。一度「今の仕事での目標」などを見直してみてはいかがでしょうか。もし転職がしたい場合、「どんな理由で転職がしたいのか」をじっくりと考えてみる必要があります。

 

4. 契約の終了と転職先の仕事開始時期のタイミングがあわない

問題点

派遣社員として働きながら就職活動をしていると、いい求人にめぐり会えることもあるでしょう。しかし条件が「すぐ働ける方」だったり「即日開始」だったりすることが良くありますよね。派遣社員は契約がベース。契約の途中でやめることは基本的に許されません。だからといって、次の仕事の確約もないまま仕事を辞めて転職活動を行うのも、収入が途絶えることを考えると、不安になってしまうのも納得できます。

解決策

キャリア形成の面から見ても、ブランクは避けたいもの。派遣会社に転職活動をしていることを伝えて、契約更新期間をできるだけ短くしてもらうのが良いでしょう。私もそのように取り計らってもらい、転職活動の準備をしました。私が使っていた派遣会社は柔軟に対応してくれましたが、会社によってはダメなところもあるでしょう。しかし、聞いてみる価値はあると思います。転職活動の準備も、在職中から行う方が効率的です。

 

5. そもそも転職活動自体が上手く行かない

問題点

会社によっては書類選考の段階で派遣社員だからと最初から相手にしないところもあるようです。正社員でキャリアを積んできた人に比べれば、派遣社員は得られるチャンス自体が少ない可能性もあります。私も頑張ってきたことを評価されず、「派遣社員だからという理由だけで受け入れられない」と悔しい思いを何度もしてきました。書類選考の段階で落とされると、将来転職活動が果たして上手く行くのか、本当に暗い気分になってしまいます。

解決策

転職によって何を実現したいのか」希望を書き出して、転職活動の目的をもう一度明確にしてみましょう。ただ「条件が良さそう」「知名度が高いから」といった理由だけで求人を選んでいませんか?給料や残業時間、雇用形態、勤務地、転勤の有無など、転職をしたい目的が人によってあるはずです。逆に、そこまでこだわらない条件もあるでしょう。「ゆずれないこと」と「妥協できること」の線引きをして、応募する企業をもう一度見極めてみましょう。転職したからといって、自分にとって「完璧な仕事」が手に入るわけではありませんよ。

きっとあなたにあった仕事は見つかるはず。あきらめず希望をもって転職活動を行いましょう!

 

 転職を支援してくれるサービスの活用を!


出典:ぱくたそ

派遣社員が転職活動をする際の大きな味方になってくれるのが、無料で転職を支援してくれるサービスやサイトです。これらを積極的に活用することで、転職活動をよりスムーズに行うことができるでしょう。

転職活動を効率的に進めるには、自分の市場価値を知ることが重要です余計なプライドは転職活動の邪魔になるだけです。これらのサービスを積極的に活用して、自分の年齢やキャリアから市場価値を客観的に判断してもらいましょう。

 

1. 転職エージェント

専任のキャリアアドバイザーがついて、転職に関する相談にのってくれるのが「転職エージェント」です。履歴書や職務経歴書の書き方に関してアドバイスをもらえたり、企業との面接の日程調整なども行ったりしてくれるなど、転職活動をトータルでサポートしてくれます。転職のプロが的確に市場価値を判断してくれて、それに見あった求人を紹介してくれるでしょう。

リクルートエージェント
DODA

 

2. 転職サイト

「転職サイト」は、ネット上の転職サービスです。やや敷居の高い転職エージェントに対し、転職サイトは気軽に転職活動を始められるという利点があります。求人はネット上で閲覧でき、気に入ったものがあればすぐネット上で応募が可能です。豊富な求人数を誇るのが特徴で、条件などから絞り込んで希望の仕事を検索することができます。

リクナビNEXT
マイナビ転職

 

3. 派遣会社

簡単な登録を行えば、希望にあわせてすぐ派遣の仕事を紹介してもらえます。気軽にできることと、面談にこぎつけることができれば仕事が決まりやすいといった利点があります。将来的に正社員として働ける「紹介予定派遣」の求人もあるので、正社員希望でも登録しておいて損はありません。

パソナ
アデコ

 

4. ハローワーク

言わずと知れた、国が管轄する職業紹介事業です。「職安(しょくあん)」と呼ばれることもありますよね。職業相談や仕事の紹介などを行ってくれます。また、全国にネットワークを持つことも強みの1つで、ネット上から日本全国の求人を探すことができます。失業保険をもらうためだけでなく、仕事探しの手段として積極的に活用してみましょう。

ハローワークインターネットサービス

 

5. スカウトサービス

職歴や経歴などを登録しておけば、興味を持った企業から直接オファーやスカウトが送られてきます。仕事を自分から探しに行かずとも求人情報を得られるという利点があります。自分の市場価値も客観的に判断することができるでしょう。転職サイトなどでこのスカウトサービスの仕組みが取り入れられています。

DODA
エン転職

 

他にも転職の支援を行ってくれる会社は沢山あります。職種や業界によって選ぶべき会社は異なります。選ぶ際はどれが自分にふさわしいか、まずしっかりと見極めましょう。より多くのチャンスを得るという意味でも、1つだけでなく複数のサービスやサイトに登録して転職活動を進めるのがおすすめです。

 

「転職」という一大決心をする人の中には、「自分の将来のため」「家族の将来のため」といった理由もあることでしょう。「転職」は仕事を選ぶだけだけではなく、その先にある「人生設計」にも大きく関わってくるのではないでしょうか。しかし、転職専門の会社ではそのような相談はできませんよね。そこでおすすめしたいのがKeen Linkersです。

 

Keen Linkersとは…


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転職活動は、次の就職先だけでなくその先の「人生設計」の転機でもあります。「家族ともっと多くの時間を過ごしたい」「家を買いたい」「数年後に今の恋人と結婚したい」「資産形成をしたい」など、転職を考え始めると同時に、人それぞれ悩みや希望が出てくるのではないでしょうか。

そんなとき、転職だけでなく人生をトータルでサポートしてくれるのがKeen Linkersです。転職も含めた人生設計に関する全般的なことを、最初にまず相談してみるのも1つの方法だと思います。

将来の自分のためにも、今できることはやっておきましょう!

 

 


この記事を書いた人
Rumiko
海外在住のライター初心者です。読んでもらえる分かりやすい文章を作ることを目標に仕事をしています。