あなたが、誰かの家に招かれて玄関の扉を開けた時、どんなインテリアだったら、すてきだと思いますか。

誰かをあなたの家に招いた時、どんな玄関だったら招いた方はすてきだと思ってくれるでしょう。

玄関外観

出典:写真AC

玄関 英訳するとエントランスホール(entrance hall)でしょうか。ホールウェイ(hall way)と訳されることも。ホールと呼べるほど大きなスペースのある玄関は日本ではあまり見かけません。いずれにしても、玄関と訳すには少しニュアンスが違う感じがします。

その場所を飾るインテリアも日本独自のこだわりがあっていいように感じませんか。

玄関のインテリア

出典:写真AC

ほとんど毎日出たり入ったりする場所、玄関。靴でそのまま床に上がる文化のない日本の独特の場所。

あらためて、ご自宅の玄関をじっくり見てみてください。スペース的にはあまり広くない空間に、靴や傘、鍵、掃除道具などの収納場所がある。

スィッチがあったり、上のほうにはブレーカーがあったり。

玄関はあまり大きなスペースをとらない(とれない)し、つい収納のことなどの「機能的」なことを考えて作ってしまうのではないでしょうか。

機能的な玄関は多いけれどもどうしても画一的な印象をうけてしまいます。

そして、なんといってもインテリアを考えるうえで難しいのが三和土(たたき)のスペース。いわゆる靴を脱ぐスペース。「踏み込み」という呼び方もするようです。

靴を脱ぐ、外から汚れを入れないために段差がしつらえてあります。

これこそ日本の玄関独自のスペース。

この段差が玄関のインテリアを難しくしていると思いませんか。

飾りすぎていませんか?

玄関のスペースを、測ってみたことがありますか。

一般的には、ドアの幅は90cm~150cm ドアから靴をぬいて上がる部分までを「踏み込み」靴をぬいて上がる場所を「ホール床」と呼びますが、あわせてだいたい2畳(180cm×180cm程度になっています

作り付けの収納棚なども便利ですが、結局玄関のスペースを狭くして収納のためのスペースを作っています。

この2畳分というスペース、無理に何かを飾ろうとすると、余計に狭くなってしまいます。それは誰にでもわかることですよね。

シンプルであること

欧米の方たちの心をとらえる日本独自の文化、それは引き算の文化です。

寺院などにみられる枯山水はその石と模様だけで、宇宙まで表します。シンプルは美しい。

靴を脱ぐ、という玄関も日本独特のもの。2畳分の世界をシンプルで美しいインテリアで飾りたいもの。

あなたの玄関、ついつい飾りすぎていませんか。ちょっとした雑貨を並べたり、小物で飾ってみたり。でも、ちょっとお客様の目線で考えてみてください。

具体的な配置を考える

出典:写真AC

具体的に考えてみましょう。玄関を飾るときどんなことを考えていますか。

あらためて玄関の写真を見てください。2畳ほどのスペースに、足元の段差や収納の扉や壁、いろいろありすぎてどうしても散漫な印象になります。

さらに、ここに靴や、傘や、鍵が置いてある。

そこで、提案です。

中央の白い壁の部分に一つ小さなテーブルを置いてみましょう。

そうすれば、その部分がアイキャッチになってほかの部分に目がいきにくくなります。

こんな風に。

出典:作者による制作

いかがですか、写真中央の白い壁の部分にこのように置いてみると考えてください。その部分に目が行くことにより、全体の雑然としたイメージが少しやわらいでゆきます。でも、少し面積が大きい感じがします。

では、こんな感じはいかがでしょう。

出典:作者による制作

実は、上の図と、下の図のまわりのサイズはほぼ同じサイズ。ほぼ同じサイズでもずいぶん印象が変わってくるでしょう。上にボリュームを持たせることにより、視線も上にあがります。つまり、三和土の靴などに目がいきにくくなる効果も生まれるのです。

実はこれが、コンソールテーブルスリーの秘密なんです。

存在感を感じる

出典:作者による制作

サイズ幅60高さ80奥行き23cm

これがコンソールテーブルスリーのサイズです。

2畳の玄関に置いてみたら、上記のブラウンの部分のサイズになります。

テーブルの天板のサイズはA4サイズの紙を縦に2枚並べたくらいの大きさ。実際にA4サイズの紙を2枚玄関に置いてみてください。

どうですか、大きいですか、小さいですか。

主張しすぎず、それでいて存在感のある大きさではないですか。

半円の形デザインは、機能的すぎて直線的な玄関に柔らかさや、安らぎを与えてくれます。

存在感、それは大きさだけの問題ではありません。

同じサイズのものでも存在感の違いを感じる。それは、素材感や、デザインが大きく影響しています。

出典:イオリスペース

コンソールテーブルスリーの素材は胡桃の木

木材はその種類によって色目、木目の粗さ、堅さなどにそれぞれ特徴があります。コンソールテーブルスリーに使われているのは国産材のくるみ。その落ち着いた色目と少し荒めの木目がやわらかさとぬくもりを感じさせます。

外国産の同属の名称はウォールナット。あまりなじみのない名称かもしれませんが、ウォールナットの色は、木材を塗るステインなどの塗料の色の名称にも使われています。つまりわざわざウォールナットの色を再現したいと思わせるほど魅力的な色。それほどウォールナットの色は実はなじみの深いものなのです。

木肌はやや粗目で素朴な雰囲気。そこに塗られているのはプレポリマーという塗料。例えば、ペンキのような表面に塗膜をつくるタイプの塗装は、その木目色目を隠してしまいます。コンソールテーブルスリーに使われているプレポリマーは木の組織に染み込んで木の水分と反応して固まりますので、長くの美しさを保ち、材の特徴を隠さず見せてくれているのです。

手仕事で作られた自然なゆらぎ

コンソールテーブルスリーの天板の徐々に薄くなってゆくカーブは、手作業でシェイプされています。このカーブこそが、機械では出せない、柔らかさを作り出すのです。華美な装飾は、やがて飽きるもの。シンプルでかつ素朴なこのデザインこそが、飾りすぎず飾る、という存在感を創り出しているのです。

出典:イオリスペース

テーブルそのものが飾りになるようデザインされた、コンソールテーブルスリー。その存在感は、機能性優先で画一的な玄関に確かな落ち着きと安らぎを与えてくれます。

そして、そのシンプルなテーブルの上、テーブルの上の空間をあなたのセンスで飾ってあげてください。


この記事を書いた人
ライター名 楠瀬友重
3人の子供を持つ。自給自足を目指し、DIY、家庭菜園等、「自分できることは自分でやること」を趣味とする。自身がやればやるほど、プロの仕事の繊細さ、すばらしさを再認識している。