恋愛相談と違って、聞く方もちょっと身構えてしまう離婚の相談。
誰にでも話せる内容ではないだけに、悩んだ末相談してくれた相手に親身になって相談にのってあげたいところです。
ただし、デリケートな問題だけに、対応を間違えると相手との関係が悪化してしまったり、言わなければよかったと後悔してしまうことも。
相談にのる際のポイントを押さえてお互いに後味の悪い思いをしないようにしましょう。

まず聞く

相談にのってほしいという人の多くは、ただ話を聞いてほしいだけ。
今まで誰にも話せなかった結婚生活の悩みを話す事で、気持ちが軽くなり、離婚しなくてもいいか、とスッキリすることもあります。
まずは、できるだけ口を挟まず、相手の悩みや言いたいことをじっくりと聞いてあげましょう。

話を聞くときのポイントは、自分の意見は言わないこと。
特に相手を否定するようなことや、悩みを軽んじるような発言はしないほうがいいでしょう。
あくまでも相手の気持ちに寄り添って、同調の姿勢で話を聞くと相手も素直に胸の内を話しやすくなります。

相手の本音を探る

話を聞くうちに「どう思う?」「どうしたら良いと思う?」と意見を求められることもあるでしょう。
そんな時も、とりあえずは自分の意見は一旦置いておき、相手がどうしたいか本音を聞き出すようにしましょう。

離婚相談のような今後の人生を左右するような悩みは、意見を聞くと言いながらも自分の中ではすでに結論が出ている場合も多く、その意見が正しいのか不安なため聞いているだけということもあります。
相手がどうしたいのか、遠回しでもストレートにでも良いので、まずは聞いてみましょう。
そして、相手が決めたことに関しては、できるだけ応援してあげましょう。

いくら親しい友人であっても、感じ方は人それぞれです。
実際に経験してみなければわからないこともたくさんあります。
自分だったら我慢するようなことも、その人にとっては耐えられないことかもしれません。
逆に、絶対別れたほうが良いと思っても、夫婦の絆はもっと強いのかもしれません。

どう思う?の裏には、自分の決断が間違っているか不安だから後押ししてほしい、という願望が隠れているのです。

言ってはいけない事

悩み、傷ついている状態の時に言ってはいけない言葉があります。
何気ない一言で相手をさらに傷つけてしまわないよう気をつけましょう。

「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

相手を励まそうと思っての言葉かもしれませんが、相手にとっては悩みを軽くみられたと思ってしまう可能性もあります。
相談をしてきた時点で、大丈夫ではないから意を決して打ち明けているのです。
気休めの言葉ではなく、一緒に悲しんだり怒ったりしてあげることが、相手のつらい気持ちを軽くすることにつながります。

「子どもはどうするの?」

子どもがいる場合、つい聞きたくなってしまいますが、それは本人が一番悩み考えている部分のはず。
あえて周りから指摘されても、「それはわかってるけど・・・」と、さらに悩んでしまいます。

もし、子どもの事も含めて相談したいならば相談するときに子どもについても話しているはず。
自分から言い出さないということは、その事には触れてほしくないのかもしれません。

もし、お子さんのことが心配で、その子の幸せを考えるならば、本当に離婚が成立してからサポートしてあげても遅くはありません。

「私の知り合いの離婚した人はね・・・」

結婚生活の悩みは人それぞれです。
他の人の失敗談や経験談をそのままあてはめることは出来ません。
むしろ、自分の話を聞いてほしかったのに、他の人の話になってしまうことで、相手の気持ちもすっきりしないまま終わってしまう可能性もあります。

同じ離婚をした人でも後悔している人もいれば、してよかったと思う人も。
どちらのケースもありうる以上、他人の経験を参考に決断をするのは後悔の元。
相手から「知り合いに離婚した人がいるって聞いたので話を聞きたい」と聞かれない限り、不用意に他の人の話はしないほうが良いでしょう。

また、あまり他の人の話をすると、「この人に相談すると自分の事も他人に話されてしまうんだろうな」と不信感が芽生えてしまいます。

「絶対別れたほうがいいよ!」

相手の人のマイナス面ばかり聞いていると、そんな人とよく一緒に入られるなとつい自分に置き換えて思ってしまう場合もあります。

しかし、離婚の相談をしている最中だから悪いことしか言わないのであって、夫婦生活を過ごしてきた二人にしか分からないお互いの良いところも実はあるかもしれません。
相手の離婚したい気持ちに同調するのは良いですが、相手の気持ちの高ぶりに合わせすぎて離婚を煽るようなことは避けましょう。
いざ離婚して後悔してると言われた場合に、あの時離婚を勧めなければ良かったと自分も一緒に後悔することになってしまいます。

伝えたほうがいいこと

相手が知らない事実がある場合は伝えてあげた方がいい場合もあります。

実はパートナーからも相談を受けていて、お互いの勘違いから来るすれ違いが原因であったりするケースなど、第三者の客観的な目で見て間を取り持つ事ができるかもしれません。

逆に相談してきた本人にはバレていないけれど、実は浮気をしていたり借金をしていたりなどの相手のマイナス面を知ってしまっているケースもあります。
この場合は、知らない方が幸せでいられることもあるので、伝える場合は慎重になった方が良いでしょう。

そして、相手が離婚という結論を出したときは、離婚後の生活を支えるお得な情報はぜひ教えてあげたいもの。
意外に知られていないのが、結婚指輪や婚約指輪が売れることです。
結婚・婚約指輪専門の買取業者では、イニシャルが入ったものも高値で買取してくれます。
知らずに捨ててしまう人が多いので、離婚が決まったらまず教えてあげたい情報です。
その他にも、離婚後にもらえるお金についての知識などは、教えてあげるときっと喜ばれると思います。

参考記事→「慰謝料や養育費だけじゃない!離婚後にもらえるお金あれこれ

まとめ

今後の人生を左右する離婚問題。
そんな大事な事をあなたに相談してきたということは、その人にとってあなたが信頼され頼りにされているということです。
しかし、離婚するかしないかは結局当人同士にしか決められないこと。
他人が決断した結果に従っても後悔する可能性が高くなるだけです。

相手からの信頼にこたえるためには、離婚するかしないかの決断を手伝うのではなく、親身になって話を聞いてあげるだけで十分です。
話すことで、気持ちもすっきりし、頭も整理され、自分の中での結論がうまれてくるはずです。
あとはどんな結果になろうと、本人が決めたことを尊重し、支えてあげることが信頼関係を続かせる秘訣ではないでしょうか。