「企業出版」とは、企業の経営に役立てる目的で、企業が費用を負担して行う出版のことです。ブランディング効果が高いため、最近、注目されている出版形態です。
でも、その企業出版が「結婚」に似ているとは、どういうことでしょうか?

企業出版と結婚の関係

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結婚はゴール? スタート?

結婚することを「ゴールイン」と表現することがあります。
男女が一定期間の交際を経て周囲の祝福のもとに結ばれ、新しい家庭を築くことが一般的な結婚とすれば、確かに結婚は恋愛の「ゴール」です。
しかし同時に、結婚は人生の新たなステージに立つ「スタート」でもあります。

出版はゴール? スタート?

本は、さまざまな工程を経て、時間をかけて作られます。自分の著書が出版されることは、大きな喜びです。
本ができあがれば、周囲の人々に「おめでとう」と声をかけられますし、祝賀パーティーが開かれることもあります。いろいろな努力が実を結んだのですから、本の出版は、「ゴール」と言えます。
ところが企業出版の場合は、そこからが「スタート」なのです。というのも、企業出版の目的は、出版そのものではなく、その先にあるからです。

出版の形態のひとつ、「自費出版」の場合は、出版そのものが目的です。
「自費出版」とは、自分で費用を負担して自分の思うような書籍を作る出版です。
趣味で作った作品を他の人に見てもらいたい、というような動機で出版することが多く、「自己実現」の色合いが強い出版形態です。自分の作りたいように作って、分かる人が分かってくれたらいい、という気持ちで出版するケースが多いので、出版それ自体、本そのものが目的なのです。

一方、企業出版は、出版してからそれを使った企業活動が始まります。これは、結婚してから新しい生活が始まるのと同じです。
このように、「ゴール」であり、同時に新たな「スタート」でもあるという点で、企業出版と結婚は似ているのです。

企業出版すると、どのようなことが起きるのか

では、企業出版の最終的なゴールとは何でしょうか。それを確認するために、本を出版するとどのようなことが起きるのか、考えてみましょう。

本が書店に並ぶ

本が書店に並び、たくさんの読書家が手に取って読みます。
「書籍」には高い信頼感があります。さまざまなメディアが生まれ普及してきても、書籍の持つ信頼感は揺らぎません。
書籍が、書店の店頭に並ぶ、または、ネット上の書店で販売されるとき、書籍を著した人への信頼感もまた高くなります。書籍が販売された結果として、対外的な評価が上がり、今までの顧客の信頼を確実にするだけでなく新規の顧客をも呼び込むことができます。

他メディアに取り上げられる

出版した書籍が話題になり、広く世間の人々に読まれたら、多くの人が著者の会社の活動を知るようになります。
現代では、テレビ・雑誌・新聞・Webなど、他のメディアで取り上げられて、大きな宣伝効果が生まれることもあります。FacebookやtwitterなどのSNSによる情報拡散効果も軽視できません。
このように、他メディアに働きかけると、より強い波及効果が期待できます。

また、セミナー、講演会などリアルな空間で、対面で語りかけることでも熱烈なファンを増やし、企業の情報を広めることができます。

つまり、最終ゴールとは

企業出版により企業が多くの人に知られ、イメージが良くなって顧客が増え、企業経営にプラスの効果を生み出すことが最終ゴールです。
出版の後、いかにプロモーションして企業活動を多くの人に知ってもらい、企業の価値を高めるかが大事なのです。

意外にも、収益が?

ところが、話はここでは終わりません。もう一段階、予想外の展開を見せるケースもあります。
企業出版を計画される方は、収益にはさほど重きを置いておられない方が多いのですが、結果として、本の販売部数が伸び、収益をあげることもあるのです。

一般的に企業出版では印税は払われませんが、中には著者へ印税を払うところもあります。(たとえば、クロスメディア・マーケティングは印税を払っています)
ですから、たとえ収益を目指して本を書いたわけではなくても、本の売れ行き次第では、思いもよらない印税収入を得ることもあるのです。
読者が本を購入するときは、商業出版か企業出版かなどは無関係です。価値ある情報が満載の本や感動を与えてくれる本であれば、お金を払ってでも読みたくなります。
たくさんの人に読まれる本を書いて、結果として印税収入を得ることができたら、素晴らしいですね。

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幸せなゴールを目指すために必要なこと

結婚したら、幸せになりたいですね。それと同じように、出版したら、最大の効果をあげたいものです。
企業出版が最大の効果を発揮するために、必要なものは何でしょうか?

本を流通させるために

本を書店に並べるには、書店への営業力流通力が必要です。
さらに、最大の効果をあげるには、どの書店に配本するか、エリアを決めて戦略的に仕掛けるマーケティング力も重要になってきます。
たとえば、店を経営する方の書かれた本でしたら、店舗に通じる鉄道の路線沿いの書店に置いてもらうようにします。
本の内容が、若い人へ向けたメッセージでしたら、大学周辺の書店に置いてもらいます。本の内容によって、戦術を変えていく必要があります。緻密な分析力、マーケティング力が必要となります。

メディア戦略を行うために

Webや定期開催セミナーで、拡散させる手法を持っている会社に委託することが必要になります。
企業出版したら、必要に応じて新聞広告を出す、オウンドメディア(自社メディア)を立ち上げる、twitter上でリツイートを促す、電子書籍での出版を行うなど、書籍単体ではなく、他のメディアにも幅広く広げて、宣伝効果を大きくすることも検討しましょう。
複合的なメディア戦略の結果、著者と企業のブランド構築が確実になるのです。

クロスメディア・マーケティングは、出版はもとより、広告プロモーション、Webデザイン、セミナー、研修など幅広い関連事業を展開している会社です。
過去の出版において、どのような方法でプロモーションを行い、どう成功したかという経験をもとに、最適の宣伝・拡散方法を提案します。

収益を出すために

収益を考えると、出版の経費はできるだけ抑えたいものです。リーズナブルな価格で出版できる会社を選びましょう。低価格で高品質の本を出版できる会社といえば、クロスメディア・マーケティングがそうです。
また、出版社によって、印税を払ってくれるところと、印税は払わないところがありますので、その点は確認しておきたいものです。
本のデザインや装丁についてもプロのアドバイスを聞き、「売れる」ものを目指しましょう。

出版しなくてはスタートできない

出版によって、さまざまな効果が生まれることが分かりました。でも、まずは、本を出版しなくてはスタートできませんね。
出版の意思があっても執筆の時間を確保できない、と言われる方が多いのですが、あきらめてはいけません。
出版へのハードルの高さを感じておられる方は、企業出版に実績のあるクロスメディア・マーケティングにご相談ください。経験を積んだプロのライターや編集者が、お話を伺います。不安なことや疑問点を、何でもお聞かせください。

結婚はパートナーの選択が極めて重要です。同じように、出版に関してもパートナー選びが、とても大切です。この点でも、「企業出版は結婚に似ている」のです。

まとめ

企業出版は結婚に似ています。
ゴールが新たなスタートである点、また、パートナーの選択が重要であるという点が似ているのです。
企業出版の最終的なゴールは、企業を多くの人に知ってもらい、ユーザーが企業に対して感じる価値を高めること、つまり企業のブランディングです。そのためには、出版後の流通・宣伝・拡散を視野に入れて計画を立てましょう。
企業出版が幸せなゴールを迎えるためには、プロの力を借りる必要も大いにあると思われます。経験の豊かな企業出版のコンサルティング会社に相談されることをお勧めします。