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初めての転職は不安でいっぱいですよね。

学生の頃にした就職活動をまたしなきゃいけないのかと思うと憂鬱な気持ちになる方もいるかもしれません。

 

私は20代の頃に、エンジニアへの転職を一度していますが、転職活動を始めたばかりの頃は何から手をつけて良いかわからず、転職活動が全く前に進みませんでした。

また、前職の同僚に目を向けてみると、同じようにエンジニアへ転職した人でもすぐに退職してしまったり、体を壊してしまった人もいます。

 

そんなことを聞くと余計に転職への不安を感じてしまうかと思いますが、今回はあえてエンジニアへの転職について実際の失敗例を紹介したいと思います。

何かコトを成すには、先人の失敗から学ぶ必要があります。

ぜひ参考にして、満足のいく転職活動にしてください。

 

失敗事例①~給料だけで転職先を決めてしまう~

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エンジニアの求人がある会社は、他の職種に比べると比較的給料が高いところが多いです。

もちろん貰えるお金は多いに越したことはありません。

ですがそれだけに囚われては、思わぬ失敗を招いてしまうかもしれません。

 

お金は何かを実現する「手段」であって、お金を稼ぐこと自体を「目的」にしてはいけません。

私が前職の会社でエンジニアとして働いていた頃は、同年代の平均月収よりも多く給料をもらっていました。

ですが、残業時間も非常に多く、終電で帰ったり会社に寝泊まりすることもよくありました。

もちろん休日出勤も当たり前という状況でした。

 

そんな労働環境の中だと、たくさん給料を貰っても使う時間がありません。

仕事の後にどこかへ外食する余力もありませんし、たまにの休日は体力を回復するためにただただ睡眠に使います。

こんな生活のどこにお金を使う時間があるのでしょうか。

私の場合は、せいぜい帰りの電車内で、スマホ通販サイトで惰性で買い物をするくらいでした。

 

お金は必要なものですが、「使う目的」と「使う時間」がセットではじめてお金に価値が出てきます。

 

あなたは、お金を手にしたら何をしたいですか?

転職活動での会社選びでまず考えるべきことは、「自分のしたいことをする時間とお金がその会社で手に入るか?」です。

「給料」だけでなく「時間」も転職活動で大事な選定軸になるので、必ず考えてほしいなと思います。

 

失敗事例②~何年働くかを考えていない~

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何歳になるまで働き続けるか考えたことはありますか?

定年までと考える方も多いかと思いますが、何歳になると定年となるのでしょうか。

 

引退する時期は人によって変わるかと思いますが、引退後も人生は続きますので、余生を楽しめるだけのお金を確保できたときが引退のタイミングです。

 

ではその余生はどれくらいあるでしょうか。

2016年の平均寿命は男性であれば約80歳。

60歳で引退して80歳まで生きていくとすれば余生は20年です。

 

さて、今20代の人が65歳を迎えるのは約40年後の2055年頃です。

2055年の平均寿命はすでに算出されていて、男性で83歳、女性だとなんと90歳です。

現代の人たちと同じように引退したとすれば、現代の人たちより余生が多くある計算になります。

 

なんとなく嬉しい気持ちになりませんか?

 

ですが、今の日本は、平均寿命が延びれば年金を受給し始める歳も後ろ倒しにしようという考えですから、現代の人たちと同じように引退したのでは、収入がない時期ができてしまう可能性があります。

となれば、年金受給が始まるまで働き続けられる会社、もしくは引退後に年金相当のキャッシュフローを生み出すスキルが身につく会社に就職している必要がありますよね。

 

「スキルを身につける」という観点だとエンジニアはまさに最適の職種です。

では「働き続ける」という観点ではどうでしょうか?

 

40年後の年金受給が始まる歳はわからないですが、今よりも延びていることはまず間違いないでしょう。

もしかすると75歳くらいまで働いていることになるかもしれません。

 

平均年齢が低くて風通しが良さそうという理由で入った会社が、実は平均年齢が低いばかりに退職金制度やセカンドキャリア制度が整っていなかったなんて話はよく聞きます。

仕事内容や福利厚生だけでなく、再雇用制度や定年退職者への処遇にも気を配る必要がありますね。

 

失敗事例③~今の職場で辞める準備をしていない~

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意外と多いのがこの例です。

キャリアコンサルタントや転職エージェントに相談している場合は、フォローしてもらえる場合が多いですが、転職サイトを使って誰にも相談せずに転職活動をしている人はこういった事態に陥りがちです。

 

言ってしまえば当たり前のことなんですが、自分が辞めれば今の自分の仕事は違う誰かがやることになります。

定型的で再現可能な仕事なのであればそこまで準備は必要ありませんが、属人的な仕事の場合は注意が必要です。

特にエンジニアや営業のような、個人の力の比重が大きい仕事を担当されている方は、転職を考え始めたら同時に今の仕事を引き継ぐ準備も始めるのが良いでしょう。

 

「今の会社を円満に退職する」というのも非常に大事なスキルです。

もし準備を怠ると、引き止められたり、退職日を延期させられるだけでなく、訴訟なんてことにもなりかねません。

前職の会社ともめていると転職先の会社の印象も非常に悪くなるので、早めに退職する準備を始めましょう。

 

失敗事例④~転職先を探す時間がない~

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私が転職活動をしていて、最も苦しんだのが求人を探す時間の確保です。

下請けエンジニアとして平日も休日も関係なく働いていた私にとって、じっくり転職サイトを見る時間を確保することは非常に難しいことでした。

もちろん往復の通勤時間を利用してスマホで内容をチェックしてはいましたが、今は人手不足の世の中。

転職サイトはエンジニアの求人で溢れかえっていました。

そんな状況で、自分の人生を大きく変える転職先を決めることはできませんでした。

 

そこで重要になってくるのは、プロの手を借りるということです。

自分で探す時間がないなら誰かに助けてもらう以外に道はありません。

 

求人を紹介してくれるエージェントにお願いするも一つの手ですが、おすすめなのはキャリアコンサルタントに相談することです。

コンサルタントと相談しながら一緒に求人を絞り込んでいく方が、会社選択に納得感が出るからです。

 

実際にエージェントに依頼してエンジニアへの転職活動をした友人は、内定をもらう直前まで選考が進んだにも関わらず、エージェントが紹介してくれた会社以外にも自分に合う企業があるんじゃないかと、ギリギリになって不安に思い始めてしまいました。

時間がない中でもある程度は自分で選定していないと、途中で不安になることもあります。

 

忙しくても、自分の人生は自分で切り開いていきたいと考えている方は、キャリアコンサルタント(Keen Linkers)への相談をおすすめします。

リンク:Keen Linkers企業ページ

 

まとめ

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転職は人生の中でもそう何度もあることではありません。

また、一度踏み外してしまうと取り戻すのは大変です。

安易に転職先を決めずに、キャリアコンサルタントと相談して自分にぴったりな会社を見つけてくださいね。

 


この記事を書いた人
yamari
新卒で独立系IT企業で5年間、システムエンジニアと人材採用の仕事に従事していました。
結婚を機に、ワークライフバランスの取れる大手IT企業へ転職。給与面だけでなく、仕事内容、業務の進め方、職場環境など自分に合う企業に入社することができました。
自身の転職経験と人材採用経験から、読者のみなさんに少しでも納得のいく就職活動をしてもらえるように情報発信しております。