転職について相談する相手って誰でも良いわけではありません。
相手を間違えて取り返しのつかないことになってしまった…という失敗も世間では数知れず。
例えば会社内だったら大ごとになって、居づらくなったり、転職しにくくなったり。「辞めろと」全てをぶち壊されたり。
この記事では、転職経験のある方々の事例から転職の相談相手に選ぶべき人の基準についてお伝えいたします。

登場人物

転職の相談相手を間違えて失敗した経験のあるYさん
インタビュアー

上司のメンツを優先されて辞めにくくなった

本日は、転職の相談相手を間違えて失敗した経験のあるYさんにお越しいただきました、ありがとうございます。

ご自身の体験を振り返って、転職の相談をされる場合、気を付けたいことってなんだと思いますか?

会社関係者を転職の相談相手に選ぶときは十分注意しなくちゃいけないと思います。

なぜそのように思うのですか?

以前、転職を考えている時に、会社の上司に相談したところ、少し考えてみると言ってくれたものの結局「残ってくれないか」と、「今やめられるのは無理です」と。

Yさんの仕事ぶりが評価されていたからではないですか?

いいえ、違います。なぜなら、私の悩みはそっちのけで結局会社の利益や自分の部下がやめるということで自分が悪くならないようにとしている感じがしました。

上司は、Yさんのことよりも自分のメンツを優先されたのですね。

そうです。相談したものの、しなければよかったなと思いましたし辞めづらくなりました。

なるほど、会社の上司は、お仕事の相談はどんどんするべきですが、転職の相談となるとご自身のメンツや立場もありますからできるだけ相談相手に選ばない方が良いですね。

ありがとうございます。

ではここから、経験者に聞いた「転職の相談した相手を間違えて失敗!!ワースト3&事例」を紹介します。

転職の相談した相手を間違えて失敗!!ワースト3&事例集

転職の相談相手ワースト1 同僚や上司

出典元:AC写真

「絶対だめ」と必死になって説得された

会社の同じ業務を行う同僚に転職の相談したところ、「絶対ダメ」と言われました。
私がやめたらその人に仕事がどっと舞い込みます。
それに人間関係もさらに酷いことになるでしょう。
同僚はそれが分かったからか私の転職したい気持ちを真っ向から否定して、「絶対だめ」と必死になって説得しました。
ぜんぜん私の話を聞いてくれなかったです。
このことから転職の相談相手を間違えたなと思いました。

職場と関係ない人がベスト

転職相談はまず仕事とは関係ない人に相談すべきです。
家族とか友達が良いと思います。
自分の仕事に関わりのある人を相談相手に選ぶとトラブルが起こる可能性が高まります。
それに同僚だと高い確率で、「転職しないで」と説得を受けることになるので、職場とは関係ない人がベストだと思います。
(20代女性)

「インドでヨガの学校に行きたいので会社を辞めたい」と話すと引き留められた

上司に会社を辞めたいと話した後、その話を上司が同じチームの同僚S(男性)にしたようで同僚Sからどうして辞めたいのか聞かれたので、辞めたい理由を話しました。当時20代であまり相手の温度感とか考えていませんでした。そのときヨガにはまっておりインドでヨガ学校に行きたくて辞めようと思っており、インドに1ヶ月ぐらい行きたいから辞めると話すと、なにを言っているのかという反応をされました。おそらく上司が同僚Sにわたしを引き止めるように話していたのだと思います。

仕事で身近なメンバーに相談するのは慎重に!

当時のわたしのような何も考えないような方は少数と思いますがチーム内など仕事で身近なメンバーに相談するときは考えたほうがいいかもしれません。仕事でいっしょだったとしても自分の感覚や方向性と同じとは限りません。また相談にのってあげるよといいながら、説得するという可能性もあります。
(40代女性)

信頼していた同僚に裏切られた結果に…

会社の同僚にまだ確定ではないから言わないでと海外で就職したいと相談しました。相手も真剣に聞いてくれ背中を押して応援してくれました。
しかし、次の日には会社の皆に広まり、上司より呼び出され説教を受けました。
同僚に何故か聞いたら「あなたがいなくなれば私が目立てるから。さっさと辞めて。」と言われました。
仕事でもお互いに信頼してしていたのに裏切られました。
相談する相手を間違えたと思いました。

会社の人に相談するのは極力やめるべき

極力、会社の人には話さないほうが良いです。
会社の人は面白、おかしく人に話したくなるようです。友人や家族に相談するのが一番、親身になって考えてくれ、心配したりアドバイスしてくれます。
判断を謝ると取り返しがつかなくなります。
(30代女性)

上司と部長の二人がかりで説得された

会社の上司に相談しましたが、翌日に部長を呼ばれて二人掛かりで説得をされました。
飲み会での世間話程度でしたが、本気でとらえられてしまった為、すぐ上司が部長に相談する人間であったことを忘れてました。
とりあえずその時は、冗談といいましたが、冗談でも言うなと更に怒られる事になりました。

上司の人間性を見誤った事が原因です。

転職の相談をするなら社外の転職経験のある友人や先輩に

転職経験の友人や先輩が一番良いです。
いないのであれば転職エージェントに聞いていけば良いと思います。
間違っても社内の人間に喋ってはいけません。
社内に敵がいる事は決して忘れてはいけません。
辞める気がなくなっても辞めざるを得ない状況になります。
(30代男性)

説得されて転職する時期が10ヵ月も伸びてしまった

職場の先輩に結婚したので、土日休みの会社に転職したいと相談しました。すると、時々は土日休みも入れてあげるから辞めないでと何度も説得されました。何度も説得されたので、なかなか辞めるタイミングが掴めず、結局辞めて転職しようと思っていた時期が10ヶ月伸びてしましました。説得されたのでとても辞めにくいかったです。

同じような境遇のある人に相談した方が良い

同じような境遇にいる人に相談すべきだったと思います。私の場合、結婚し家庭を持った人でワークライフバランスをとるために、転職された人がいればその人に相談したかったと思います。また、専門家の人に相談した方がスムーズに転職できたのではないかと思います。
(20代女性)

転職の相談相手ワースト2 家族

出典元:AC写真

父親のコネで入社した会社なので猛反対された

私が就職した会社は父親のコネがあって入れたような会社でした。最初はやる気もあり仕事に前向きに頑張っていました。しかし、上司との付き合いがうまくいかず一年で転職することを決意しました。その時に一番最初に相談したのが父親でした。やはり会社に入れたのも父親のおかげであるので相談するのは一番最初と思いましたが、案の定とてつもなく反対されました。内定が決まった時に泣いて喜んでくれた父を裏切るような気持ちでした。父親には悲しい思いをさせてしまったのでいっそのこと相談せずに転職するべきだったと後悔しています。

自分のことをよく分かってくれる人に相談するのが良い

転職の相談をするのであれば一番は仲のいい同期に相談した方がいいと思います。仕事の内容もわかってくれますし、人間関係のこともわかっているとおもいます。なので一番いい返事をしてくれると思います。もし同期がいないのであれば幼馴染でもいいかもしれません。上司などに相談しても転職を反対するのは当たり前だと思います。
(20代男性)

頭の固い父だったので相談にならなかった

若いころ、当時勤めていた会社を辞めて転職しようと考え、まずは両親に相談した。もともと頭の硬い父親は猛反対し、私の話などまともに聞きもせず怒るのみ。そうなってしまうと私も意固地になってしまい、お互い熱くなって言い合いのようになってしまい、最後は「勝手にしろ!」「勝手にする!」となってしまいました。結果的に相談にならなかったですね。

「なぜ転職したいのか?」自分との対話も大事

ちゃんと話を聞いてくれて、あなたにとっての最良は何かを一緒に考えてくれるような相手なら、家族や友人などどんな人でもいいと思います。日頃からそう言う人脈をつくっておくことが大事なのかもしれません。あと、自分が何故転職したいのか、自分自身に問いかけることも大事です。
(50代男性)

転職の相談相手ワースト3、大手転職エージェント窓口

出典元:AC写真

本人の希望よりも会社の利益を優先された

前職は接客業をしていました。人手不足の為残業と連勤続き(最大27連勤)になってしまい、体調を崩してしまいそうになった為転職を決意しました。
そこで某大手エージェントに相談してみることにしました。
私の転職先の会社に求めることは、週休二日の休みがあること、なるべく残業せず定時で上がれることでした。
エージェントの方は私の話と要件を聞くなり、「そういった希望内容で接客業をされていた方だと、基本的にコールセンターしかありません。」と言い切り、コールセンター業務、関連企業だけを進めてきました。ネットにも書いてありましたが、私が内定をもらうとエージェントにお金が入るそうです。その為、確実に入社できる企業を提案して下さるそうです。そうは言ってもコールセンターだけと決めつけなくてもいいのにと思いました。

転職エージェントに相談する時は事前準備をしてから

もしもエージェントに相談に行くのなら、前職では何を学んできたのか、それを今後どの様な場所でどの様に生かしていきたいのか、きちんとキャリアの棚卸しをして行った方が良いです。
そうでないと私のように、上手く利用されてしまいます。
また、転職を決意された時、会社の方には誰にも話さない方が良いです。
何かの拍子に、あの人は辞めるからやる気がない等揚げ足を取る人が出てきたり、面倒なことが起きたりします。
(20代女性)

まとめ

今回の記事では、転職の相談相手は誰にしたらよいのかを悩んでいる人のために、転職の相談をして失敗してしまったワースト3と事例をご紹介しました。

結論は、会社関係者と身内にはできるだけ相談相手に選ばない方が良いですね。特に会社の上司への相談はタブー。最終結論が出た時に報告するくらいがちょうどよいかもしれません。

また、大手の転職エージェントも気を付けた方が良いかもしれません。会社の利益を優先されますから。

しかし、最近では、キャリアコンサルティングやメンタルのサポートもある転職エージェントもあります。こういったサービスはまだ少ないですが、キャリアコンサルティングでは、転職、派遣社員、フリーランス、独立など、ステップアップをお考えの方に対する人生設計サポートを行っています。

キャリアコンサルティング

画像元:イラストAC

イラストAC


この記事を書いた人
ワーコ
働くことが大好きで、仕事中毒です。働き過ぎて体を壊して仕事を辞めたことをきっかけに、仕事についてあれこれ考えるようになりました。今はフリーランスをしながら、転職活動もしているという荒業でキャリアアップをはかっています。