一昔前は入ることが当たり前だった医療保険ですが、いまでは医療保険に入らないという選択肢も出てきています。
参考記事はこちら→「その保険本当に必要ですか?医療保険が必要な人不要な人をライフステージ別に検証
ただし、いままで保険に加入していた人の場合は、入るか入らないかの選択肢の他に、今の保険を解約するかどうかという判断も必要になってきます。
判断を間違えるとせっかく支払ってきた今までの保険料が無駄になってしまうことも!
解約前に必ずチェックしておくべきポイントを押さえて、解約後に後悔しないようにしましょう。

チェック1.解約後の万一のときの備え


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解約の理由としては、保険料が高くて払えないこと、保険が不要と判断したこと、などの理由があげられると思います。
金額面での解約を検討している場合は、万が一の病気やケガの時にどういった対処が出来るかをしっかりとシミュレーションしておきましょう。

医療保険に入らなくても、健康保険の適用で医療費は3割負担以下に抑えることができます。
また高額療養費の適用により、一般的な会社員の場合は月8万以内で最低限の治療を行うことができます。
治療にかかるお金は最大でも8万円と考えて良いでしょう。

それに加えて働けない間の給料のマイナス分も考えましょう。
有給を使えるのか、休職扱いになった場合の手当金があるのかなど、勤めている会社の制度を確認しておきましょう。

”最大で8万円の医療費負担+給与のマイナス”の両方を貯金などで補うことができないのであれば、解約のリスクは大きいということをふまえて、解約しても大丈夫なのかもう一度考えてみましょう。

解約しても大丈夫そうだと言う場合はチェック5まで進んでしまっても構いませんが、今後の状況により加入が必要になった場合のことも考え、念のため2〜4のチェックもしておきましょう。

チェック2.加入時と現在の健康状態の比較


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医療保険の場合、気をつけなければいけないのが加入条件です。
いったん解約してそのあとまた加入しようと思っても、持病があったりすると加入ができなかったり、保険料が高くなってしまったりします。
節約しようと思って解約したのに、結果的に保険料が高くなってしまわないよう、解約して入り直すことで保険料がどれだけ変わるかをシミュレーションしておくと安心です。

とはいえ、将来の自分の健康状態がどうなっているかはわかりません。
もし、若い頃に入った保険であれば、入った当時の健康状態と今の状態を比べてみましょう。
健康診断で引っかかった項目があったり、既往症が増えていませんか?
医療保険の加入時には過去の病気や両親の病気(遺伝的な要素があるもの)についても聞かれます。
加入してから今までの間に自分や両親が病気になったりしていませんか?

もし当てはまることがあるならば、現状で保険に入ることが可能かどうか、保険に入った場合の保険料はどう変わるかを確認しておきましょう。

今の状況を元にした加入の可否を調べるには、ネットでの一括見積もりも便利ですが、その後の勧誘など不要な手間がかかるのが嫌な人は、ライフプランナーに相談するのもおすすめです。
Keen Linkersのように、保険会社や代理店に属していないプランナーであれば中立な立場でさまざまな保険商品の比較をすることができます。
相談無料なのも嬉しいポイントです。

 

チェック3.他の保険に入る場合のメリットとデメリット


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他の保険への切り替えを検討する場合は、そのメリットとデメリットをしっかりと把握しておきましょう。

医療保険は、若い頃に入るほうが保険料は安いです。
保険料が変わらないタイプのものであれば、契約時の年齢と今の年齢との差があればあるほど同じ商品でも保険料が高くなってしまいます。

また、今では少なくなってきていますが、返戻金のある貯蓄型の医療保険に入っている場合は、契約年数によって返戻率が大きく変わってきてしまいます。
返戻金のある医療保険は保険料が割高になりますが、今解約した場合と契約し続けた場合と、戻ってくるお金にどれくらい差があるのかを把握した上で、損のない解約をするようにしましょう。
また、保険によっては一定の年齢まで保険を使わず健康だった場合に給付金が支給されるものもあります。
これも、給付金があるために保険料は高めになっていることが多いので、一度も保険を使っていないならば、期限前に解約してしまうともらえるはずの給付金を逃してしまうとこになるので気をつけましょう。

  • 今の保険料と切り替え後の保険料の差
  • 今の保険の返戻金(給付金)の有無と金額

この二つを確認したうえで切り替えたほうがお得だと判断した場合は、解約を進めていきましょう。

チェック4.契約の見直しで改善できるか


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切り替えによる不安がある場合は契約の見直しも検討してみましょう。

医療の進歩と国の医療費軽減の方針から、入院日数は減り、日帰り手術も多くなってきています。
従来のような、入院日数によって給付金が支給される医療保険ではあまり意味が無いと感じ、解約を検討している人も多いです。

今加入しているプランでは自分のライフスタイルに合っていないと感じる人は契約を見直すことで満足の行く契約ができる場合もあります。
保険商品自体の見直しはもちろんですが、特約をつけることによって、より自分の希望にあった保障が充実することも。
治療には最新の医療技術を望む人は高度療養制度ではまかなえない先進医療治療に対する特約を、ガン家系でガンのリスクが高い人はガンに対する特約を検討してみたり、現代にあった通院保障が充実しているかどうかもチェックしておきたいところです。

特約はメインの保険に加入していないと単独ではつけられないため、この特約が必要だからこの保険に入る、という視点で見直しをしてみるのも良いと思います。

 

チェック5.過去の請求漏れの確認


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ここまでのチェックを終えて解約することに決めたら、最後にやっておくべきことがあります。
それが過去の請求漏れの確認です。

保険の給付金は基本3年前まで、保険によってはそれ以上前のものでも請求すればさかのぼって受け取ることができます。
いままで病気になったりケガをした時に、軽いからと保険会社に連絡せずにいたものも、もしかしたら保険の適用内だったかもしれません。
今まで払ってきた分を少しでも取り戻せるチャンスがないか確認してみましょう。

ただし、保険を使わなかった場合の給付金をもらう際には、過去の請求をすることで給付金がもらえなくなってしまうこともありますので、請求する際にはその点も確認しておきましょう。

まとめ

まずは、医療保険が必要なのかどうかを確認しましょう。
保険不要という判断になったとしても、解約することのデメリットや、状況が変わったときのために、いま解約して後に保険に新たに入り直す際の注意点も把握しておくと安心です。

入り直す際に注意したいのが

  • 健康状態による加入の可否
  • 年令による保険料の値上がり
  • 返戻金・給付金の有無

の3点です。
その点で解約に不安のある人は、今の契約を見直し、特約などをつけることで、より自分に合った保険に変更できる場合もあります。
総合的に見て、今の保険を継続するよりも解約するほうがよいという結論に達した場合は、保険契約の間の病気やケガで請求しそびれているものがないかどうかも確認しておきましょう。

保険の見直しは、今の生活だけでなくこの先の生活に大きく関わってくる問題です。
そのためには自分と家族の一生に関わるライフプランニングをしっかりと念頭に置いておくのが重要です。
将来に対する不安があるかたは、一度専門のライフプランナーに相談してみることをおすすめします。
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