資産運用の一つが株やFXなどの投資です。
ただ、投資はなかなか初心者には手が出しにくいのも事実。
とはいえ、低金利の今の時代に資産をただ眠らせておくのはもったいない!
実際に株やFXなどで資産運用を行った人の成功例、失敗例を知ることで、投資のリスクを少し減らせるかもしれません。

資産運用成功例

<50代・男性>
私が株式投資に興味もち、実際に株式投資を始めたきっかけは株主優待に惹かれたからです。
私は株主優待を実施している企業の株式を購入し、株価が下がっても今の株主優待を実施している間は売らないおこうと思って投資を始めました。
投資を始めてから、実際株価は下がりましたが、株主優待と配当金でその下落に耐えました。
そしてその後アベノミクスでどの株式も上昇し、すべてが買値の価格まで回復したのです。

<40代・女性>
株はどうしてもギャンブルというイメージがあり、今まで全くやっていなかったのですが、NISAができてから、株に興味を持つようになりました。
私は完全に株主優待目的で、近所のショッピングモールやお店の株を所有しています。
100株買ったとして15万から20万程度あれば十分なことが多いので、NISAの限度額にも十分収まります。
この金額であれば、負けてしまったとしてもそこまでどん底に落ちるほどの金額でもありません。
むしろ社会経済の動きに興味を持つようになったりとメリットも大きいです。
リスク分散の一つの方法として、株を持つことはおすすめです。

<40代・男性>
私が株式投資を始めたのは2011年頃になります。
日経平均が1万円を下回り、不景気まっただ中でした。
そんな状況のため、業績は好調であるにも関わらず、驚くほどの安値で放置された銘柄が、数多く存在しました。
私が初めて購入した株は、とあるリサイクルチェーンのものです。
不景気の中でも順調に成長していたため、アルバイトでためた50万円を投資しました。
買った直後は株価が下がり続け、10万円近くのマイナスでしたが、業績は相変わらず好調だったため、上がることを信じて持ち続けたのです。
2013年から14年になるとアベノミクスによって株価はグングン上昇しました。
私が買ったリサイクルチェーンの株も、元々業績が好調ということもありこれまでがウソのように上昇し、最終的には購入時の10倍で売却することが出来ました。

<30代・女性>
2010年ごろにFXを始めて、いろいろなことを考えた結果、スワップ(2国間の金利差調整分)で少しずつ利益を出していく方法に落ち着きました。
私がやっていたのは豪ドル円のスワップで、1日にだいたい100円程度のスワップがついていました。
今の時代、銀行の利子で100円もらうのは、そう簡単なことではないと思います。
それが寝ていても何をしていても毎日100円、毎月3千円も利子がつくのです。
今でこそ豪ドル円のスワップはさがりましたが、それでもまだまだ魅力的です。

成功している人のマイルール

今まで紹介した株の成功者たちは、特別投資に詳しかったわけではありません。
ただ、やみくもに運用するのではなく、自分なりのルールをしっかりと決めた上で投資を行っているのが成功の秘訣と言えます。

取引のスパン

・短期の人の例
初めから大きく稼ぎたいと思っていたので、値動きのすごい株をどんどん売買しました。
ほとんどギャンブルみたいな感じで売買をしており、お金が増えたり減ったりするのを見てドキドキしっぱなしでした。
平日が休みの仕事なので、相場を見ることが出来ますし、もっぱらデイトレードをしています。
株を長く持つとなると私には難しいです。
相場の環境に左右されるのが読み切れないですし、寝て起きたら暴落をしていたなんて経験もあってデイトレードばかりしています。

・中期の人の例
主に中期で株取引をしているのですが、その理由は余裕を持って取引をすることができるからです。
株は動くところでは1秒で株価が上がったり、下がったりして波のような動きをします。
デイトレは速さが命なので、その1秒1秒に集中して取引をしなければいけないので、終わった後の疲労感が凄くあります。
かといって、長期の取引は短気な私にとっては息苦しくなってしまうので、間を取った中期取引が自分には合っているように感じました。

・長期の人の例
株式投資で成功したといわれる人たちでも、短期間の間に大金を稼ぐことは天賦の才能がないとできないことかもしれません。
しかし、株価が安くなったところで購入して上昇相場でその株式を売却するというスタイルで株式投資をすればかなりの確立で儲けることができます。
このスタンスならば、安いところで投資するわけですから投資先の株価を多少下げても狼狽売りをすることなく長期間保有できるので精神的にも負担にならない売買方法です。

売り買いの判断

・市場の相場で判断する人の例
株価が上がり続けている間は株式を保有し、下がったのならば損切りする投資スタイルなので心配はないのです。
ただ、株式を購入してすぐに株価が急落し、その後株価が上昇する時は初めの急落でいったん損切りになるので、このような相場展開のときはどうしても損をしてしまいます。
今は、この急落は耐えたほうがいいのかそれともすぐに損切りしたほうがいいのか分からないので、そのあたりをよく検討しなければいけません。

・会社の成長で判断する人の例
私が銘柄を選ぶときに大事にすることは、その会社が今後どのくらい成長するのかをイメージしてみることです。
落ちる株より上がる株の方が誰でも買いたいと思うので、経済ニュースやチャートを見ながら、成長しそうだなと思う会社の株を買うようにしています。

その他のルール

・損切のルールを決める
私の決めたルールは、購入したときから5%下げたら損切りするというルールだけです。
利益確定は、かなりファジーにやればいいと思って始めました。
ただ、やはり始めたばかりの頃は取引が慣れていないので、私は売りから入っても買いから入ってもすぐに利益確定するような腰の座らない売買ばかりして無駄に手数料ばかりかかる取引に終始していました。
でも、じっと守り続けたルールのお陰で収支がマイナスになることはありませんでした。

・損益以外のメリットにも目を向ける
私が始めた時期はすでに銀行の定期預金の金利があまりにも低く、定期を組んでいてもメリットが少ないと感じていました。
それであれば、リスク分散の意味も兼ねて、株を所有するのは悪いことではないと思いました。
株主優待目的で、長期保有しておくのであればそんなに大損する可能性もないですし、配当金もしっかりいただけます。
銀行の利子よりは高い金額がもらえますので、危ない株に手を出さなければメリットも大きいです。

・余剰金で投資を行う
最悪失ってもいい金額だけを入金して月に10 ~ 12万円の利益を狙うようにしています。
1億円稼いだ、月に100万円稼いでいるトレーダーと比べるとかなり少ないですが、欲張らずコツコツやっていると上手くいくようになりました。

資産運用失敗例

<30代・男性>
日本の預貯金の金利が低い中で、自分の少ないお金をこのまま銀行に預けた状態でもお金は全く増えないと思っており、インターネットで証券会社のことを調べたり、株式投資のことを調べたりして、手数料が安いネット証券で株式投資を始めました。
しかし、私は会社員なのでデイトレードのようなことはできず、値動きの緩やかな東証第一部に上場する大型株に投資することから株式投資をスタートさせました。
当時は地合もよかったので、大型株は上がり調子。
私が投資した株式も上がっていきました。
私は上がった株式をいつ売って利益確定したらいいのか分からなかったので、2ちゃんねるやヤフー掲示板のコメントを読んで売買の参考にしようとしましたが、売り煽りも買い煽りも多くそれを売買の参考にできませんでした。
そのため、適当な指値注文で株式は売却してしまいました。
多少の利益は出ましたが、売りのタイミングはやはり素人には難しいと感じました。

<50代・男性>
ある株式の銘柄を少し多めに投資していました。
東証一部上場銘柄ではなく新興市場の伸び盛りの銘柄でした。
恐怖はその銘柄が大幅な業績の下方修正したことから始まりました。
もともとそんなに出来高のある銘柄ではありませんでしたし、業績が良い可能性が高いという期待からそこそこに上げていた銘柄でもありましたから、業績の下方修正は晴天の霹靂と言ってもいい衝撃でした。
当然のことながら、株式市場が開場した瞬間から大量の売り物が出ていて、気配はストップ安になっておりそのままストップ安で終わってしまうのではないかと思われるほどでした。
持っていたその銘柄の半分くらいは処分してしまおうと思っていたのですが、気配を見て愕然としました。
売りたい人がたくさんいて、買いたい人がほとんどいない、売りたくても売ることができない恐怖感をまざまざと感じました。

<20代・男性>
昨年12月からネットを通じて株取引を始めた初心者です。
本を読んだりしてどんなものかを知り、早速始めてみようという事で、まずは低価格な株からとスクリーニングの条件に5万円以下で設定して検索し、購入してみました。
年末年始という事もあり取引をする人も少ないだろうから、そう大きな動きはない。
手持ち株の値動きを眺めながら勉強してみよう、と高を括っていました。
今にしてみればこの考えが甘かったようです。
確かに、取引に手を出す人は少なくなったようですが、その前に利益確定売りという事で大量に売られ日経平均が下がり続け、それに引っ張られるように手持ちの株価が急落したのです。
仕事中にあっという間に下がり、気が付けば損切として逆指値で指定していた価格で売られていきなりの赤字スタートとなりました。
株取引挑戦の初っ端から大きな授業料を支払った気分です。

<30代・男性>
始めた当初は逆行したときの損切をこまめにしていたのでよかったのですが、12月のある日、日銀の金融政策決定会合の発表のときです。
発表を受けて先物は800円も急上昇、そしてその後、1千円近く下落という究極のジェットコースター状態。
そのときに、よりによって最高値付近でロングしてしまったのです。
自分なりに理由はあったのですが、初心者の理由ほど頼りないものはないと今更ながら思います。
その後急降下するのをただただ見ているだけで、損切をしなければという理屈は分かっていても、頭は真っ白になっていて手が動きませんでした。
やや板が落ち着いてきたときに我に返り、やっと損切をしましたが、その時点で証拠金割れ。
資産を3分の1も減らしてしまいました。

失敗しないためのコツ

手痛い勉強料を払った人たちの敗因は何だったのでしょう。
他人の失敗例からこそ学ぶところがあるでしょう。

ルールを曲げる

急な下落など、損失を目の当たりにした時は冷静な判断ができなくなってしまいがちです。
何%下落したら損切をする、というルールや、株価だけでなく会社の成長を見る、というマイルールを守らなかった結果、損失を増やしてしまったケースは多々あります。

初心者の判断

投資は経験がものをいう世界です。
詳しい人が周りにいればぜひその人の意見も聞いてみましょう。
経験者でも100%の正解はありませんが、長く市場の流れを見てきたからこそ感覚でわかることもあります。
身近に頼れる経験者がいない場合は、プロのアドバイスを参考にしてみましょう。
基本的なことならば、口座を解説している証券会社などのサポートも受けられますし、資産形成コンサルティングに相談して、各種金融商品を利用した資産形成サポートを受けることもできます。

 

まとめ

投資では失敗はつきものです。
とはいえ、大事な資産はできるだけ減らしたくないもの。
自分で体験しなくても、実際に体験した人の成功例失敗例を知るだけでも、初心者にとっては学ぶべきことは多いでしょう。

メリットとリスク、両方知った上で資産をしっかりと運用していくようにしましょう。
それでも不安という人は、プロのアドバイスを聞いてみるのもおすすめです。
資産運用の方法として何があるか知りたい、どんな方法が自分に向いているのかを聞いてみたい、という人はプロのコンサルティングを受けてみるのも参考になります。
初期費用も、その後の損失を無くすための最低経費と思えば無駄にはなりませんね。